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業界動向 2019.05.14

レノボがARグラス「ThinkReality A6」を発表、法人向けAR活用に本格参入

レノボは同社主催のイベントにて、新型ARグラス「ThinkReality A6」を発表しました。「ThinkReality A6」は、レノボ初となる法人向け分野を対象としたARデバイスです。2019年5月14日現在、「ThinkReality A6」の販売価格やリリース日などの詳細は公表されていません。

ARグラス「ThinkReality A6」は、同製品のお披露目と同時にレノボが発表した新ブランド・ThinkRealityに属する製品です。ThinkRealityは法人向けの展開を想定したブランドで、ハードウェアと(クラウドに依存しない)ソフトウェアの両面から構成されています。

主に作業員の使用を想定

「ThinkReality A6」は、主に作業員向けのARグラスとして開発されています。レノボは同ARグラスを着用することで、“作業効率の向上やミスの減少、複数の作業チームの円滑な連携などが実現できる”と説明しています。

「ThinkReality A6」の操作は、音声認識やジェスチャーなどで行います。付属の3DoF(※)ハンドコントローラーを利用した操作も可能となっています。

(※3DoF:デバイスの向きのみを認識するトラッキング)


(ThinkReality A6の付属パーツなどのイメージ図。HoloLensのようにヘッドセット単体で完結しておらず、取り外し可能なバッテリーなども含まれており、Magic Leap One等に近い使い方となりそうだ)

ThinkReality A6 スペック表

商品名

ThinkReality A6

搭載チップセット

Qualcomm Snapdragon 845

視野角(FOV)

40度

ディスプレイ解像度

1080p(16:9)

重量

380g

深度センサー

あり

接続形式

USB Type-C

トラッキング機能

3DoF

付属品

USB接続ケーブル、ハンドコントローラー、充電器など

(参考)VRfocus
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