映像配信サービス「Netflix」で配信中の、人気SFドラマ「三体」。同作に登場する“架空のVRヘッドセット”を再現したレプリカ品の販売が開始されました。価格は20,300円(4月9日現在、売り切れ状態)。ゲームクリエイターの小島秀夫氏が、試着映像を公開しています。
Netflix版「三体」は中国のSF小説家、劉慈欣氏が手掛けた同名の小説をドラマ化した作品です。主な舞台となるのは科学者の自殺の相次ぐ(現代)世界で、死亡した科学者は、亡くなる前にあるVRゲームを遊んでいたという筋書き。背後には異星人の影も見え隠れしており、ゲームに触れた主人公たちも巨大な陰謀に巻き込まれていく……という物語が展開されます。
今回販売されたレプリカVRヘッドセットは、作中で“その”VRゲームをプレイするためのガジェットとして登場します。同デバイスは、(Meta Questのような)実際のヘッドセットとは異なる、金属的で滑らかな外装デザインが特長。しかし、実際にVRゲームを遊ぶことはできません(映像ディスプレイなどは非搭載)。被って作中の“雰囲気”を味わうことができます。また「三体」本編に登場した、陶器のようなヘッドセット収納ボックスも付属するようです。
ネトフリUSさんから“三体”に登場したVRヘッドセットをいただきました。ありがとうございます🙏👍🫶 pic.twitter.com/sjv0I4Sv5g
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) April 5, 2024
Road to VRによると、小島氏が受け取ったヘッドセットは、一般向けに販売されているバージョンとは異なり、内側に眼鏡用レンズが取り付け可能になっているとのこと。同メディアは、ヘッドセットを“より快適に使える”ように、Netflixが配慮した可能性があると推測しています。
「三体」レプリカVRヘッドセットのストアページはこちら(現在は売り切れ状態)
(参考)Road to VR
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