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テック 2018.04.24

クレーンメーカーのタダノ、8K実写の安全教育VRコンテンツを導入

世界大手の建設用クレーンメーカー、株式会社タダノは、株式会社アルファコードによる8Kの実写VR映像を用いた安全教育コンテンツ「安全教育ツール360°VR」を導入します。本コンテンツはアルファコードが企画や撮影、編集および再生環境構築を行っており、タダノでの安全教育に用いられます。


(タイヤに挟まれてしまう事故の様子をVRで再現)

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安全教育ツール360°VRとは

起こりやすい重大な事故をVRを通じて体験することにより、作業中の事故を未然に防ぐ目的で制作された、タダノのサービス員向け安全教育コンテンツです。

不注意によりタイヤに挟まれてしまう様子や、空車時定格総荷重をオーバーした状態で旋回したクレーンが横転する様子を、VR空間内で体験できます。コンテンツの再生には、専用のVR動画再生ソフトウェア「VRider Player」が導入され、8KのVR動画を8K画質のまま再生可能です。


(クレーンが横転する危険な場面の様子。事前に危険を確認することで安全意識を高め、防止につなげる)

コンテンツの特徴

VRコンテンツの大きな特徴は、内容にストーリー性を持たせ、事故発生の原因を体感できる構成です。従来のテキストやビデオでの学習は、文字情報や映像から状況を想像する必要があります。一方VRは空間内に入って実際に体験できるため記憶に残りやすく、安全教育として効果的な手段だと期待されています。

また、フルハイビジョンの約16倍となる高精細な8KのVR動画を使用することにより没入感や臨場感が高まるため、より現実に近い体験を得ることができます。今回のコンテンツはその第一弾となり、アルファコードとタダノは今後も連携をして、安全教育を促進するためのVRコンテンツ制作を行っていく予定です。

本コンテンツは2018年5月9日から11日、東京ビッグサイトで開催される「ソフトウェア&アプリ開発展」のアルファコードブースで体験できます。

第27回ソフトウェア&アプリ開発展(Japan IT Week 春)詳細

開催期間

2018年5月9日(水)~11日(金)
10:00~18:00(最終日のみ17:00まで)

会場

東京ビッグサイト

アルファコード ブース No

東11-37

公式サイト

http://www.sodec.jp/

(参考)株式会社アルファコードプレスリリース


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