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3Dモデル活用 2018.05.17

3Dモデルをクラウド上で管理、ARKitとの連携も容易にするサービス開始

VR/ARソリューション事業を手掛けるバッカム株式会社は、アップルのARフレームワーク「ARKit」との連携を容易にするサービス「SundayAR」の提供を開始しました。ARアプリ内で表示する3Dモデルの作成からその管理、ARKitの組み込みまでを簡単に行うことができるサービスです。

この機能ではARの需要が高まっているiPhoneアプリ開発を、より快適かつ簡単にすることが可能です。一からの新規アプリ開発だけでなく、既にあるiOSアプリへのAR機能の追加も簡単に行えるため、アプリ開発期間の短縮につながります。

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「SundayAR」の特徴

サービスの最大の特徴は、3つの開発パート「3Dデータの作成」「管理」「ARKit導入」における、バッカムの独自技術の活用です。

高精度の3Dモデリングデータを提供

「SundayAR」の提供する3Dデータは同社の3Dスキャニング+モデリング技法により、精度を高く維持したままスマートフォン表示用に最適化できます。数センチの小さなモノから数メートルの大きなモノまで、扱う商品の形状、質感までも再現することが可能です。
(※なお、バッカムでの3Dデータ作成はオプションでのサポートとなります)

膨大なデータをクラウド上で管理

カタログ内の膨大な商品を1つ1つモデルデータ化した場合も、「SundayAR」を使えばクラウド上で一括管理することができます。また、管理画面上でモデルのバージョン管理、カテゴリ分けなども簡単に行えます。

3Dモデルのプレビューも見ることができ、モデルごとにコメントを付けられるなど、快適なデータ管理を可能にします。

ARKit+クラウドを簡単に導入できるフレームワーク

iOSアプリ開発者は、SundayARフレームワークをXcodeに追加し数行のコードを書くだけで、ARKitとクラウドに登録した3Dモデルデータを連携することができます。既存のxcodeプロジェクトにも簡単に組み込めます。

バッカムは「『SundayAR』を用いることで、販促やイベント、ネットショッピングやカタログ等の様々なシーンで、AR体験をより簡単に届けることを可能にする」としています。

(参考)バッカム株式会社


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