Home » VRを使った不動産内見 総額約2.5億円の資金調達


投資 2018.02.13

VRを使った不動産内見 総額約2.5億円の資金調達

2018年1月31日、VRを活用した不動産内見システムを開発・提供する株式会社スタイルポートは、総額約2.5億円の資金調達を行いました。

今回の調達資金は、技術分野および営業分野において新たな人材の獲得、データ制作の効率化や機能開発などによるサービスの強化。また、AIによるサービスの全自動化の研究・開発費に当てられるとのことです。

出資元は、グリーベンチャーズ株式会社が運営するAT-Ⅱ投資事業有限責任組合などです。

スタイルポートの不動産VR内見システム「Roov」は、物件を3Dデータ化することで、利用者が現地の物件へ足を運ばなくても内部の構造を閲覧できるクラウドシステムです。新築物件においては、まだ完成していない状態の部屋をWEB上で見ながら購入検討を行えます。

また、本システムの特徴として「居住中の中古物件でもスキャニング測量により家具などを消去して3Dデータを生成できる」や「利用者の行動ログ解析により顧客志向に合った接客が可能」などが挙げられます。

「Roov」の主な機能は以下です。

・インテリアサンプル
生活空間をイメージしやすくするための3つのデザインバリエーション機能。

・採寸
好きな場所の寸法を自由に図ることができる機能。

・カラーセレクト
床材や建具などの色をボタン1つで切り替えて見比べることができる機能。

・家具シミュレーター
ダイニングテーブルやベッドなど家具のサンプルを好きな場所、大きさにレイアウトできる機能。

そのほかの詳細については、サービス紹介ページにて記載されています。

(参考)
不動産VR内覧システム「Roov®」を開発・提供する株式会社スタイルポート、総額約2.5億円の第三者割当増資を実施 / PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000031224.html


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード