スマートフォン向けカメラアプリ「スナップチャット(Snapchat)」のARプラットフォーム「Lens Studio」に、大規模アップデート「Lens Studio 2.1」が実装されました。
「Lens Studio 2.1」は、同プラットフォームに複数の新テンプレートと新「Landmarkers」を導入します。UIの改善も実施されます。
世界各地の名所が対応
「Lens Studio」とは、「Snapchat」用のARレンズ(フィルター)を制作するためプラットフォームです。主にPCで使用します。
「Landmarkers」は、アプリ使用時にカメラが特定の建物を認識し、ARフィルターとアニメーションを起動するというもの。これまで、フランスのエッフェル塔やロンドンのバッキンガム宮殿などがフィルター対象となっていました。
今回追加された「Landmarkers」対象の建物は14箇所です。詳細は以下の通りです。
追加ロケーション一覧
・エトワール凱旋門 – パリ、フランス
・プラハの天文時計 – プラハ、チェコ
・ブランデンブルク門 – ベルリン、ドイツ
・エル・カスティーヨ – チチェン、メキシコ
・ガラタ塔 – イスタンブール、トルコ
・インド門 – ムンバイ、インド
・ピサの斜塔 – ピサ、イタリア
・ロンドン自然博物館 – ロンドン、イギリス
・新市庁舎 – ミュンヘン、ドイツ
・マダイン・サーレハ – マダイン・サーレハ、サウジ・アラビア
・ギザの大スフィンクス – ギザ、エジプト
・自由の女神像 – アメリカ
・タージ・マハル – アグラ、インド
・タワー・ブリッジ – ロンドン、イギリス
「Lens Studio 2.1」では、現在使用可能な40種類以上のARテンプレートに加えて、6種類の新テンプレートが「Lens Studio」に導入されます。
・Face In Video: 自分の顔を映像の中でトラックできます。
・Portrait Particles: ユーザーの頭の周りにカスタムされた粒子がちりばります。 ヘッダー、フッター、飾りで装飾できます。パーティーに最適です!
・Countdown: 位置についてよーいカスタム!特定した日にちまでカウントダウンするレンズを作れます。3Dハットやメガネも追加できます。
・Skeletal: 2D画像を頭、首、肩、肘、手にトラックし、骸骨風のフィルターを作成できます。
・Hair colour: 自分のヘアカラーを変化できます。・Make-up: ARリップ、チーク、シャドーなどでお化粧も簡単にできます
初心者向けのガイドが実装
今回のアップデートによって「Lens Studio」には、初心者を対象にした説明機能が実装されました。本機能は、ARレンズ制作に必要な手順などを利用者にレクチャーする機能です。また各種アップデートや補足情報がスタートスクリーンに表示されるシステムも導入されました。
(参考)VRScout
Mogura VRはVRScoutのパートナーメディアです。