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業界動向 2021.12.10

スナップチャットのARレンズは累計3.5兆回閲覧――新たな数値指標や機能発表

ARを活用した写真SNS「Snapchat」を運営するSnapは、ARコミュニティ向けイベント「LENS FEST」においてARレンズの新機能や新たな数値指標を発表しました。

新たな数値指標を公開、ARレンズの総閲覧回数は3.5兆回に

Snapによれば、最新の「Snapchat」のユーザー数は3億600万人。毎日平均50億枚のスナップを撮影、そのうち2億人以上が毎日60億回以上もSnapchatのレンズを使っているとのこと。さらに同社はARに関する数値指標として、2万5千人のARレンズクリエイターがARレンズを250万回以上作成し、それらの総閲覧回数は3.5兆回以上にのぼることを発表しました。

「ワールドメッシュ機能」の対応デバイスが大幅に拡大

併せて「ワールドメッシュ機能」の対応デバイス拡大も発表されました。「ワールドメッシュ機能」は、カメラで取得した深度情報とワールドジオメトリを利用して、実世界を表すメッシュを自動的に生成。まるで現実世界の一部のような体験を作ることができる機能です。

本機能はこれまでLiDARを搭載したデバイスに限定されていましたが、アップルのARフレームワーク「ARKit」またはグーグルのARフレームワーク「ARCore」を搭載した幅広いスマートフォンでワールドメッシュ機能を使用できるようになりました。これによって、現実世界に基づいてARを遮ることによる高い没入感や、重力や衝突といった物理的な力に応じて、さらにリアルなAR体感が可能となります。

(参考)プレスリリース


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