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AR/MR 2020.10.16

スナップチャットがiPhone 12 Proの最新センサーに対応、AR機能強化へ

10月14日にアップルが発表した「iPhone 12」シリーズ。上位機種「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」に搭載されている「LiDARスキャナー」に、スマホ向けカメラアプリ「スナップチャット」が対応します。これにより、アプリ内にある「レンズ」での表現が向上するとのこと。

これまでiPhoneで使えたAR機能(ARKit)は、背面に搭載されたカメラで空間を認識する形でしたが、Lidarスキャナーは、屋内外問わず周囲5m以内の物体までの距離を計測、深度も測定することができます。

2020年10月15日現在、詳細は発表されていませんが、「スナップチャット」によれば、近日中に「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」専用のARレンズをリリースする予定とのこと。

「iPhone 12」の製品発表会では、同アプリでLiDARを活用する様子が披露されました。画像からは、ARエフェクトである花が 机の上に咲いたり、戸棚に植物が生えている様子が確認できます。米メディアTechCrunchは、このARレンズで表示される鳥は「人の背後などに移動すると、ちょうど背中に隠れるように表示されるほか、手の上に着地する」とも説明しています。

(発表会での「スナップチャット」紹介)

制作ツールもアップデート

今回の発表に伴い、ARコンテンツ制作ツール「Snapchat Lens Studio」もアップデートされました。新バージョン「Lens Studio 3.2」では、ARクリエイターやデベロッパーが、「iPhone 12 Pro」、「iPhone 12 Pro Max」向けのLiDAR対応ARレンズ(フィルター)を制作可能にします。

(参考)TechCrunch


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