Home » インドネシアのEdtech特化VRプラットフォーム Shinta VRが資金調達


投資 2021.11.04

インドネシアのEdtech特化VRプラットフォーム Shinta VRが資金調達

Shinta VRは、TigaLapan Investama GroupとInvesta Syailendra Nuswantara (INSAN)から非公開のプレシリーズA資金を調達しました。今回の資金は、人材の採用や、既存および将来のVRプラットフォームのさらなる研究に充てられる予定です。

Shinta VRは、インドネシアを拠点とするVR開発会社。Andes Rizky氏、Andrew Steven Puika氏、日本出身のソウ・アキラ氏によって2016年に設立されました。

同社は、幼稚園児から高校生までを対象としたVRベースの学習プラットフォーム「Millealab」、企業向けトレーニングプラットフォーム「SpaceCollab」、バーチャル YouTubeを作るためのバーチャルキャラクタープラットフォームを手掛けています。

Millealabは、VR教育コンテンツを素早く簡単に、低コストで作成するためのオールインワンソフトウェアプラットフォームで、同社の主力製品です。

Millealab紹介動画

今回のラウンドに先立ち、Shinta VRはTelkomsel Innovation Centre(TINC)および日本のRentracks Cocreationから外部資金を調達しています。

Shinta VRの共同創業者であるRizky氏によると、Shinta VRの全てのプラットフォームは、Facebookが社名をMetaに変更したことで話題になったメタバース体験を、小規模ながらも提供できるといいます。教育に焦点を当てているにもかかわらず、これらのプラットフォームは、VRベースの環境でユーザーの感情的な反応を集めようとしています。
「感情的な反応は、より大規模なメタバースの世界を開発する上で非常に重要です」とRizky氏は説明しています。

(参考)Tech in Asia


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード