Revopointは、新型3Dスキャナー「Revopoint RANGE」を発売します。本デバイスは、大型物体の3Dスキャン向けプロシューマー向けの3Dスキャナー。現在クラウドファンディングを実施しており、目標金額を大幅に超える約700万円を集めています。価格は超早割で税込71,600円から。出荷は5月予定です。
大型物体スキャンに特化。荷重200kgのターンテーブルも発表
「Revopoint RANGE」は大型物体のスキャンに特化した3Dスキャナー。強力なプロジェクターと非球面レンズ付きの2つのIRカメラにより、遠距離でも高精度な3Dスキャンを可能にします。本体重量は210gで、手持ちでかんたんにスキャン作業を行えます。
1フレームあたりの精度は最大0.1ミリ、点間距離は最大0.3mm。1回のスキャン範囲が360mm×650mmと広く、スキャン精度と効率を両立しています。自動車や文化財といった物品はもちろん、人体のスキャンにも適しており、バーチャル展示やVRゲーム、建築・デザイン、製造など幅広い分野での利用が見込まれています。
(「Revopoint RANGE」ベータ版ユーザーによるスキャンの例)
また、人体や大型物体のスキャン向けに、最大200kgの荷重に耐えるアクセサリー「大型ターンテーブル」も発表されています。スマートフォン、タブレット、PCに接続してスキャンすることができ、専用アプリケーション「Revo Scan」も利用できます。
「Revo Scan」はWindowsやmacOS、Android、iOSのデバイスがすべて利用可能で、出力までの流れや操作方法をガイドします。stlやply、obj形式等で出力ができ、主要なプロ向けデザインソフトや、3Dプリンターとの互換性も有します。独自のワークフローに統合してモデリングを効率化します。
最新版の「Revo Scan」では、スキャンが完了後、さらにモデルの編集作業を続けることが可能です。「不要なデータを削除」「カット」「アライメント」「スムーズ加工」などの操作を行い、より高品質なモデルをエクスポートすることができます。
CAMPFIREでクラウドファンディング中、お得な超早割も
3月22日〜4月28日にかけて、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて予約販売受付中です。40%OFFの超早割スタンダードセットが71,600円、同じく40%OFFの「大型ターンテーブル」付きの超早割プレミアムセットが108,000円となっています。出荷は5月を予定しています。
「Revopoint RANGE」スペック概要
シングルフレーム精度 | 最大0.1mm |
シングルフレーム正確度 | 最大0.3mm |
シングルスキャン範囲 | 360mm×650mm @600mm |
動作距離 | 300mm~800mm |
最小スキャンサイズ | 50mm×50mm×50mm |
スキャン速度 | 12fps~18fps |
光源 | クラス1赤外線 |
トラッキング方式 | 特徴、マーカー |
カラースキャン | あり |
出力フォーマット | PLY、OBJ、STL |
点間距離 | 0.3mm |
特殊物体のスキャン | 黒色、透明、反射する対象物をスキャンするには、スキャンスプレーを吹きかける必要あり。 |
スキャン環境 | 屋内、屋外 ※直射日光下でスキャンした場合、スキャン結果が劣化する可能性あり。 |
本体重量 | 210g |
本体寸法 | 295mm×41.5mm×28.2mm |
3Dプリント用のデータ出力 | 可 |
対応OS | Windows 8/10/11(64bit) Android iOS macOS |
ディスプレイ解像度 | 1344×768以上(1920×1080推奨) |
接続方式 | USB3.0またはWi-Fi |
Bluetoothバージョン | 4.1 |
予約URL | CAMPFIRE |
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