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開発 2023.12.15 sponsored

新型3Dスキャナー「Revopoint MIRACO」がクラウドファンディング中。高性能・多機能のプロ向けハイエンド機

Revopointが、新型3Dスキャナー「Revopoint MIRACO」を発売します。PC/スマホに接続しなくても高精細・カラーの3Dデータを作成でき、タッチスクリーンで後処理が可能。すでにグローバルでは約298万ドル(約4.3億円)の予約注文を獲得しており、日本で11月23日に始まった予約販売も売上4,000万円超に達しました。

通常価格は16GBモデルで税込・送料込み220,200円、32GBモデルの「MIRACO Pro」で税込269,800円です。12月中は最大32%割引となる「CAPMFIRE限定割」も実施中、製品は2024年1月から出荷予定です。


(MIRACO 16GBモデルとMIRACO Pro 32GBモデルの製品イメージ)

Revopointは据え置き・手持ち両用の3Dスキャナー「INSPIRE」「RANGE」「MINI」「POP3」などを次々と開発・販売しています。最新機種となる「MIRACO」は「3Dスキャンの再定義」をキーワードに、従来機からデザインを刷新。コンパクトデジタルカメラのような製品形状で、用途に応じた高精細かつ色彩豊かな3Dスキャンが行えます。

MIRACOの製品特徴

精度要求に応じてスキャンモードを切り替え

「MIRACO」では、用途に応じて近距離モードと遠距離モードを切り替えられます。近距離モードの1フレームあたりスキャン精度は0.02mm、同スキャン正確度は0.05mmと、同社製品の中で最高水準。遠距離モードはスキャン正確度0.5mmで、広範囲を素早くキャプチャーできます。


(ヘリコプターから工業ネジまで、大小の物体を3Dスキャンできる)

シングルショットで「写真を撮る」ように3Dスキャン

また、新機能としてシングルショットモードが搭載されました。スキャン精度を保ちつつ、点群の重複を最小限に抑えることで、色彩・形状がはっきりしたオブジェクトなら、狭所でも「写真を撮る」ように3Dスキャンできます。


(シングルショットモードで車内部品を撮像する様子)

連続スキャンなら、2分ほどでフルボディモデルを作成

連続スキャンモードを使えば、近距離モード/遠距離モードどちらも最大15fpsの速度でスキャンできます。Revopointによれば、これは人物のフルボディモデルを2分ほどでスキャンできる速度です。また同社のプロ向け製品と同じく、位置センサーとして9軸IMUユニットを搭載し、手ブレ補正も行われます。


(連続スキャンモードで車体全体を撮像する様子)

RGBカメラは同社製品最大の4800万画素


(カラースキャンの利用イメージ)

さらに、撮像に用いるRGBカメラは、同社製品最大の4800万画素。CPUのコア数も8コアに向上しました。上位機種となる「MIRACO Pro」なら、撮像1回あたり最大8000フレームのカラースキャンが行えます。

タッチスクリーンで直感的な操作、ケーブル接続なしでも使える

加えて、製品本体には6インチ・2K解像度のAMOLED(アクティブマトリクス有機EL)ディスプレイを搭載。スキャン結果をプレビューするために、その都度ノートパソコンやスマートフォンへ接続する必要がなくなりました。無線通信(Wi-Fi 6)にも対応しており、周辺機器の持ち運びやケーブルの取り回しに悩むことなく、より場所を選ばない作業が行えます。


(アングル調整可能なタッチスクリーンで、スキャン作業をすぐに確認できる)

さらに、このディスプレイは最大180度までアングル調整できるタッチスクリーンです。画面の向きを自撮り用に反転することもできます。オンボードソフトウェアが搭載され、点群の融合、メッシュ化や編集といった後処理も行えます。従来機と同じく、ファイル形式はSTL、PLY、OBJに対応。3Dプリント用データ出力も可能です。


(オンボードソフトウェアで後処理も行える)

バッテリー容量は最大2時間、氷点下から猛暑まで対応

製品スペックは、屋内・屋外どちらの環境も想定されています。バッテリーは5000mAhのリチウム電池を採用し、最大2時間まで連続使用できます。50Wの急速充電なら30分で80%まで充電可能。5V/2Aモバイルバッテリーとも互換性があり、最大11V/5A 65Wまでのより高速な充電にも対応できます。


(長時間のスキャン作業に対応した充電性能)

また、防塵・防水に関するIEC規格は、保護等級IP45を取得。温度は-10°C~40°Cまで、相対湿度は10-80%、充電温度は0°C~40°Cまで対応しています。


(氷点下から猛暑日まで対応)

利用用途は3Dアニメ、教育・研究から文化財保護まで

「MIRACO」を使えば、大小の現物から3Dモデルを取得し、3Dアニメやバーチャルオブジェクトの作成に使えます。非-接触の測定記録や、研究データ・学習教材の作成といった多彩な用途に使えます。


(剣道着姿のフルボディスキャン例)


(付属品のミニターンテーブルを使った彫像のスキャン例)


(恐竜のジオラマのスキャン例)

CAMPFIREで予約受付中、12月中は早割特典も

Revopoint「MIRACO」は現在、CAMPFIREで予約受付中です。通常価格は16GBモデルで220,200円のところ、「最大32%オフ」のプランが各種用意されています。マーカーやスキャンスプレーなどの付属品も、値引き価格でセット購入できます。

また、体験型ストア「b8ta Tokyo – Shibuya」(東京都・渋谷区)では、毎日11:00-19:30まで実機展示を開催中です(2024年1月3日まで)。

クラウドファンディングページはこちらのリンクから。

「Revopoint MIRACO」製品スペック概要

スキャン性能

シングルフレーム精度 最大0.02mm
シングルフレーム正確度 最大0.05mm
シングルスキャン範囲 最小28 × 53 @100mm
最大 975 × 775 @1000mm
点間距離 0.05mm
動作距離 100mm ~ 1000mm
スキャンサイズ 最小10mm × 10mm × 10mm
最大4000mm × 4000mm × 4000mm
スキャン速度 最大15hps
RGBカメラ解像度 最大4800万画素
トラッキング方式 特徴、マーカー
スキャン環境 屋内・屋外
※屋外では直射日光を避けてください。
光源(安全基準) 赤外線(クラス1レーザ光)
補助照明 赤外線フラッシュライト、フラッシュLEDs
※警告:光過敏性てんかんの方に適さない可能性があります。
特殊物体のスキャン 透明、暗色、高反射する対象物には、スキャンスプレーを吹きかける必要があります。

データ処理

CPU 8コアCPU
メモリー(RAM) 16GBまたは32DB DDR4
シングルスキャン範囲 最小28 × 53 @100mm
最大 975 × 775 @1000mm
ストレージ 256GB eMMC
オペレーティングシステム Android
対応OS Windows 10/11
macOS
出力フォーマット PLY、OBJ、STL
3Dプリント用データ出力

ハードウェア

テクノロジー クアッドカメラ赤外線構造光
スクリーン 6インチ・2K AMOLED タッチスクリーン
本体寸法(長さ×幅×高さ) 200mm × 50mm × 110mm
本体重量 750g
位置センサー 9軸IMU
接続ポート Type-C USB 3.1
Wi-Fi規格 Wi-Fi6
バッテリー 5000mAHリチウム電池(最大2時間)
充電 50W高速充電
保護等級(防水・防塵) IP45

(参考)Revopoint [1][2][3][4][5]


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