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QDレーザ、網膜投影ARグラスを法人向けに発売 個人向けも年内に

富士通研究所発のスピンオフベンチャーで半導体レーザーの開発・製造・販売を行う株式会社QDレーザは、網膜走査型レーザーアイウェア「RETISSA Display」の法人向け受注を2018年4月2日開始しました。

今回発売する「RETISSA Display」は、同社の技術「VISIRIUM(ヴィジリウム)」テクノロジーの実用化製品第一弾となるヘッドマウントディスプレイです。眼鏡型のフレームに内蔵された超小型プロジェクターから、網膜に直接映像を投影します。

QDレーザは創業以来、レーザー技術や光学技術を培ってきました。これを応用し、三原色レーザー光源からの微弱な光と高速振動する微小な鏡(MEMSミラー)を組み合わせたものが、網膜上に映像を描き出すレーザー網膜走査技術「VISIRIUM」テクノロジーです。

視力矯正せずに、ボケ・ずれのない新しいAR体験

「RETISSA Display」では視力やピント位置に関係なく、眼鏡やコンタクトレンズをしていなくてもクリアな映像を見ることができます。

超小型プロジェクタからの微弱なレーザー光は、瞳孔の中心でいったん収束し、網膜へと直接投影されます。 この方式は眼のレンズである水晶体の状態に影響を受けにくいため、視力やピント位置に左右されずに見ることが可能になります。

また、目に映る風景の上にデジタル映像を直接上書きすることができるため、実風景と投影映像のピントずれが起こらないようになっており、ユーザーの「見る」行為を妨げることなく、視界にデジタル情報が融合するAR体験が可能です。

QDレーザは、今回の製品により「視覚の再定義(Re-defining the Vision)を通じた新しい見え方を提供」するとしています。網膜投影型のデバイスは、インテルやAvegant、日本のピクシーダストテクノロジーズ株式会社でも開発が進められています。QDレーザは本製品の個人向け受注を2018年内に予定しており、今後の展開が注目されます。

主な仕様

製品名

RETISSA Display

価格(法人向け)

598,000円(税別)

消費電力

5W

バッテリ駆動時間

2時間程度

外形寸法

アイウェア部:161×44×195mm
コントローラ部:80×31×160mm

重さ

アイウェア部:約60g
コントローラ部:約460g

入力信号

HDMI(1080P)

入力端子

HDMI-mini(タイプ C)

水平視野角

約26度

投影解像度

1024×600(WSVGA 相当)

リフレッシュレート

60Hz

(参考) QDレーザー プレスリリース


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