AR開発を行うプレティア・テクノロジーズ株式会社は、ファッションブランドを展開する株式会社アダストリアと資本提携を行いました。両社はファッション領域にてデジタルトランスフォーメーション(DX)を共同で推進し、ARを活用したオンラインならではの購入体験の提供を目指します。
プレティア・テクノロジーズは、現実空間とデジタルな空間を同期する「ARクラウド技術」開発や、ARサービスの企画開発・運営を行うスタートアップ。アニメやスマホゲームなどのIPを活用し、渋谷などを舞台としたARゲームイベント開催も行っています。また、2020年12月には小学館と資本業務提携を実施しました。
今回の資本提携により、アダストリアが有する流通や販売のバリューチェーンと、プレティアのAR技術を組み合わせることで、ファッション領域DXを推進します。
プレティア・テクノロジーズ代表取締役の牛尾湧氏は「この提携を活かして、ファッション業界はもちろんのこと、小売業界全体に応用できるようなテクノロジー、サービスを開発していきたいと思います」とコメントしました。
XR活用でショッピング体験
VR/AR/MR(XR)を活用したショッピング体験は各企業で模索されています。AR開発を行う株式会社MESONらはMRグラス「NrealLight」を使って自宅から買い物ができるサービスを展開するほか、アマゾンは家具類を家に試し置きできるサービス等を展開しています。