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活用事例 2015.12.11

米Presence Capital、総額1000万ドルのVR/ARスタートアップ向けファンドを設立

アメリカのベンチャーキャピタルPresence Capitalは、アーリーステージにあるVR、ARのスタートアップを支援するためのファンドを立ち上げました。

Presence Capitalには、Zynga社でFacebookゲームFarmVilleの立ち上げに携わったAmitt Mahajan氏やHTC Viveの初期メンバーPhil Chen氏などが属しています。

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総額1000万ドル(約12億円)となる本ファンドの目的は、アーリーステージにあるVR、ARのスタートアップを支援し、業界を牽引するようなアイデアが発展するサポートを行うとしています。

アメリカでも、まだ多くのベンチャーキャピタルは2016年の製品版のVRヘッドマウントディスプレイの発売を待っている風潮があるが、Presence Capitalはいち早く参入を決めたとのこと。積極的な姿勢が伺えます。

Presence Capitalは既に7つのスタートアップを支援しています。先日Mogura VRでも紹介したVRアニメーションのピクサーを目指しているBaobab(600万ドルを調達)やOculusとタッグを組み音楽ゲーム『Rock Band VR』を開発しているHarmonixなどです。AR分野では、中国語・韓国語・日本語で書かれた文章を英語に変換するARデバイスを開発中のWaygoにも投資を多なっています。

関連記事:「マダガスカル」のディレクターら設立のVRアニメスタジオが、シリーズAで600万ドルの資金調達

(参考)
Upload VR / Presence Capital Launches $10 Million Venture Fund for VR Startups
http://uploadvr.com/10-million-venture-fund-for-vr-startups-launches-today-from-presence-capital/

※Upload VRはMogura VRのパートナーメディアです。


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