6月15日より新作VRゲーム「Pixel Ripped 1978」が販売開始されました。プラットフォームと価格はそれぞれ、Steam(税込2,800円)、Meta Quest Store(税込2,490円)、PlayStation Store(税込2,530円)です。対応言語は英語で、日本語翻訳は執筆時点でありません。
「Pixel Ripped 1978」は、ゲーム世界のヒーロー「ドット」の現実とゲーム双方の世界での活躍を描いたVRアドベンチャーゲーム「Pixel Ripped」のシリーズ最新作です。
今回の舞台は1978年のアメリカのゲーム会社ATARI(アタリ)で、プレイヤーはドットと現実世界側の主人公でゲームプログラマーの「バーバラ」として、宿敵「シブリンロード」の巧妙かつ邪悪な計画の阻止に挑みます。
VR空間内でゲームを遊ぶという、シリーズお馴染みのプレイスタイルは過去2作から継承。これまでとの大きな違いは主人公がゲームプログラマー、ゲーム会社の社員であること。そのため、開発中のゲームのデバッグに取り組んだり、メディアからの電話対応といった展開が描かれるようになっています。
ATARI社内の様子や雰囲気も、1978年代当時の雰囲気を再現。実際に発売された家庭用ゲーム機「ATARI 2600」、アーケードゲームの筐体もそのまま登場するほか、社内も自由に動き回れるようになっています。
本編で遊ぶゲームも実在するタイトルはもちろん、現実には発売されることもなかった架空の続編といったマニアをニヤリとさせる要素も。ゲーム側が現実世界に侵食していくなど、「Pixel Ripped」シリーズらしい演出も随所に盛り込まれています。
教師、母親といった現実側の脅威に神経を配りながらゲームを遊ぶという過去2作とは異なる魅力を持つ本作。シリーズすべてを遊んだプレイヤーに限らず、ATARIのゲームを遊んだことのある人から当時を知る世代にも注目の新作と言えるでしょう。
ソフトウェア概要
タイトル | Pixel Ripped 1978 |
発売・開発元 | ATARI、ARVORE Immersive Experiences |
プレイ人数 | 1人 |
価格(税込) | ・2,800円(Steam) ・2,490円(Meta Quest Store) ・2,530円(PlayStation Store) |
ストアページ | ・Steam https://store.steampowered.com/app/2360690/Pixel_Ripped_1978/ ・Meta Quest Store https://www.oculus.com/experiences/quest/6352277878196011/ ・PlayStation Store https://store.playstation.com/ja-jp/concept/10008172 |
(参考)UploadVR、Steam、Meta Quest Store、PlayStation Store