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ゲーム・アプリ 2018.08.04

先生に隠れて8ビットのゲームをプレイして世界を救え 異色のVRゲームついに配信

VRの中で懐かしい8ビットゲームをプレイする、という異色のVRゲームがリリースされました。Arvore Immersive Experiencesの手が掛ける「Pixel Ripped 1989」です。

VRの中で8ビットゲームをプレイ

「Pixel Ripped 1989」は2015年にクラウドファンディングのKickstarterで資金調達を行いましたが、目標金額に届かず失敗に終わりました。それから3年がたち、満を持しての登場となります。対象VRヘッドセットは、Oculus Rift、HTC Vive、北米ではPlayStation VR(プレイステーションVR・PSVR)、です。

VRの世界を舞台に、80年代後半から90年代前半にかけてのレトロな8ビットゲームをプレイします。

ゲームの主人公は、崩壊しつつあるデジタルの世界を邪悪な敵から救わなければなりません。敵はデジタルの世界を破壊し、現実の世界まで支配の手を伸ばそうとしています。プレイヤーは天才ゲーマーとなり、2Dのゲーム機を操作してレベルを進めていきます。

「現実の世界」にもゲームを邪魔する敵が

プレイヤーは、ただこの2Dゲームをクリアするだけではありません。教室にいる教師のような「現実世界の敵」も、ゲームを進める邪魔をしてきます。彼らにゲーム機を没収されずにゲームをクリアするのもチャレンジの一つです。

2Dゲームのそれぞれのレベルをクリアすると、ゲームの世界は現実へと戻ります。プレイヤーが次のレベルをクリアすれば、8ビットのカオスから現実の世界を救うことになります。

ゲーム以外にも懐かしい要素満載

レトロなゲームと最新のVRゲームの融合、という点だけでなく、「Pixel Ripped 1989」は懐かしさをそそる細かい仕掛けであふれています。ブラウン管テレビ、昔の教室の机、教室の後ろでこっそり漫画を読む生徒などなど。これらがVRの世界で見事に再現されています。

このゲームをプレイする時には、VR用のモーションコントローラーよりも昔ながらのゲームコントローラーを使う方がしっくりくるかもしれません。モーションコントローラーでも快適にプレイは可能ですが、特に2Dのゲームをプレイするシーンを考えると一般的なコントローラーの使用も一興です。

「Pixel Ripped 1989」は、PlayStation VROculus RiftHTC Vive向けに約25ドルで販売されています。

ダウンロードはこちらから。

PlayStation VR
Oculus Rift
HTC Vive

(参考)VRScout
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