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Meta Quest 2022.09.23

MetaQuest 2とPCをケーブルで接続する「Quest Link」を解説! ケーブル無しの「Air Link」の方法も紹介

VRヘッドセットMeta Quest 2は、基本的にはPCに接続しなくても、そのまま単独で使用できます。しかし、あえてPCに接続することで、より本格のVRコンテンツを体験できるシステムがあります。それが「Quest Link(旧名称:Oculus Link)」という機能です。

本記事では、まだ「Quest Link」を使ったことがない人向けに、セットアップの手順を徹底解説。さらに、ケーブルに接続しなくても使える「Air Link」についても紹介していきます。

まずはケーブルとPCソフトを用意しよう

「Quest Link」を使用するのに必要なのは、Meta Quest 2本体とWindowsPC、Linkケーブルの3つです。

PC性能は当然、高いほど望ましいですが、Metaは“推奨”となる水準を定めています(※推奨スペックは記事末尾を確認ください)。

ケーブルに関しては、公式で発売されている「Linkケーブル」を使うのが最も望ましいですが、価格は10,780円と少し高めです。基本的には、Quest 2本体に差し込める「Type-C to C」のケーブルで「通信と給電に対応しているもの」という要件を満たしているものであれば、どの企業のケーブルでもOKです。不安なく遊びたい場合は「USB 3.2 Gen 1 (最大速度5 Gbps)」を選びましょう。


(これが「Type-C to C」のケーブル)

ただし、お使いのPCによっては「Type-Cの差し口が無い!」という場合があります。その場合は、USB(Type-A)ケーブルを使いましょう。


(片方がPCでにつなげるUSBで、もう一方がQuest 2につなげるType-C)

この場合、注意すべき点は2つあります。USBケーブルは、USB3.0 or 3.1(コネクター部分が青色)のものを選ぶこと。PC側の差し込み口も青色表示になっていることです。どちらかの要件を満たしていないと、パフォーマンス面に問題が発生する可能性があります。

Oculus公式では、税込10,780円で“専用”のUSB3.0ケーブルが販売されていますが、社外品でも、パフォーマンスに影響はほぼありません。ちなみに筆者はANKERのコチラを使用しています。ケーブルの長さは、部屋の広さによるものの、最大でも5mはあれば十分でしょう。

PCにソフトをダウンロードしよう

PCとケーブルが用意できたら、公式サイトから、PC向けの公式設定アプリをダウンロード(PC側の約10GBの空き容量が必要)します。スマートフォン版のアプリでは設定できないので、ご注意ください。

ダウンロードしたら、アプリを起動します。アプリを初めて使う人は、ご自身が利用しているMetaアカウントの情報を入力してください。それが終わったら、以下の画像の手順で進めてください。


(使っている本体を選択します)


(接続方法を選びます。今回はケーブルを使うので、Linkを選びましょう)


(この画面になったら、ケーブルを繋いで本体と接続しましょう。Quest 2本体の電源はオンにした状態で、メニューが開いていれば大丈夫です)


(デバイス設定のメニュー画面が「接続済み」になっていればOKです)

ここまでが完了すれば、セットアップが自動で行われます。これでPC側の準備はOKです。

次に、Meta Quest 2を装着します。「クイック設定(時計が表示されているメニュー)」の画面を開いて、下の画像に「Quest Link」を選択しましょう。


(赤丸のところを選択しましょう)

すると「Quest Link」の画面が表示され、自分のPCの名前が出てきます(画像の黒塗りのところです)。あとは「起動」のボタンを押すだけです。


(この画面が出たら、あとは「起動」を押すだけ)

このやり方で、うまくいかない場合は、ケーブルが正しく差し込まれていないか、USBを何度も抜き差ししていないか、本体とアプリのどちらかが最新版にアップデートされていない可能性があります。

またQuest 2を差し込んだときに「接続したデバイスにファイルへのアクセスを許可しますか?」といったポップアップが登場しますが、これはQuest 2本体に記録した動画や写真をPCにダウンロードする際に使うものなので、今回は「許可しない」を選べばOKです。

どうしても、うまく接続できない場合は、公式サイトのトラブルシューティングを確認してください。(※注意:すでに「Air Link」を設定している場合、ケーブルを接続しても反応しないことがあります。あらかじめオフにしておきましょう )


(正常に起動すると、このような感じのホーム画面が表示されます)

「Quest Link」で何が遊べる?


(PC側のストア。こちらのストアにしかないようなソフトも購入できます)

PC版のオンラインストアに並んでいるアプリをQuest 2でも体験できます。「Stormland」や「BONEWORKS」などのハイクオリティなVRゲームはもちろん、Quest 2単体版では一部機能の制限されていた「VRChat」なども存分に遊べます。またPCのデスクトップ画面をVR上にも映し出せるので、VRヘッドセットを被ったままPCのキーボードで作業したりもできます。

さらにVRアプリ「SteamVR」をPC側にインストールすれば「Half-Life: Alyx」などのMeta社の公式Storeにないタイトルも体験できます。

Quest

 Linkを正しく終了するには?

「Quest Link」は、使用しているUSBケーブルをPC(あるいはヘッドセット)から引き抜くと自動的に終了します。このやり方が不安な場合は、「Oculus Link」中のホーム画面にある終了ボタンを押せば大丈夫です。ホーム画面の歯車マークを選択すると設定欄が表示されるので、そこで“ヘッドセット”を選択しましょう。

無線で接続する「Air Link」の使い方

Meta Quest 2には、PCとケーブル無しの「ワイヤレス」で接続できる「Air Link(旧名称:Oculus Air Link)」という機能もあります。

利用方法は基本的に「Quest Link」と同様です。PCを起動して、PC版の公式アプリを起動。「接続方法を選択」の画面で、今度は「Air Link(ワイヤレス)」を選びましょう。

PC側の設定が完了したら、Meta Quest 2を装着して「クイック設定」の画面へ移動。下記の画面の赤丸で囲ったところを「オン」にしましょう。

あとは「起動」するだけでOKです。これでケーブルが無くともPC版のコンテンツを遊べます。

ただし「Air Link」は、回線が遅いなどの通信環境が悪い場合、遅延が起きたり画質が落ちたりといったパフォーマンスに問題が生じる場合があるので注意です。普段は「Air Link」を使いつつ、安定性が欲しい場合は「Quest Link」に切り替えるなど、状況に応じて使い分けていくのが良いでしょう。

デバイスの推奨スペック一覧

PCの推奨スペック

コンポーネント

推奨スペック

プロセッサ

Intel i5-4590 / AMD Ryzen 5 1500X以上

メモリ

8GB以上のRAM

オペレーティングシステム

Windows 10

USBポート

USBポートx1

対応GPUリスト

NVIDIA GPU

サポートされている

現在サポートされていない

NVIDIA Titan Z

NVIDIA Titan X

NVIDIA GeForce GTX 970

NVIDIA GeForce GTX 1060デスクトップ、3GB

NVIDIA GeForce GTX 1060デスクトップ、6GB

NVIDIA GeForce GTX 1060M

NVIDIA GeForce GTX 1070 (すべて)

NVIDIA GeForce GTX 1080 (すべて)

NVIDIA GeForce GTX 1650

NVIDIA GeForce GTX 1650 Super

NVIDIA GeForce GTX 1660

NVIDIA GeForce GTX 1660 TI

NVIDIA GeForce RTX 20シリーズ(すべて)

NVIDIA GeForce RTX 30シリーズ(すべて)

AMD GPU

サポートされている

現在はサポートされていない

AMD 200シリーズ

AMD 300シリーズ

AMD 400シリーズ

AMD 500シリーズ

AMD 5000シリーズ

AMD 6000シリーズ

AMD Vegaシリーズ

(参考)公式サイト
執筆:井文


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