SteamのVR用プラットフォーム「SteamVR」が、“バージョン2.0″に正式アップデートされました。同バージョンは9月末にβ版として先行展開され、今回正式なリリースが行われた形です。
「SteamVR 2.0」では、UIの大幅な刷新や、ストア機能の改善などが導入。現時点でSteamとポータブルゲーム機「Steam Deck」に実装されている機能の多くが、「SteamVR」でも利用可能に。ストアは、新作VRゲームや人気ゲームをより前面に出す形に再構成されました。Steam本体のチャットとVC機能も利用できるようになりました。
また、キーボードのデザインも変更され、デュアルカーソル（両方のハンドコントローラーを同時に使う）入力に対応したほか、絵文字を使用することが可能になっています。
Valveは「SteamVR 2.0」を、「Steamエコシステムをより統一し、異なるデバイス間で、一貫した体験を提供するための取り組みの最初の一歩」と説明しています。このコメントを鑑みる限り、同社は「SteamVR」のアップデートを継続して行う方針と思われます。
「SteamVR」がこれからどのような進化を続けていくのか。次回以降のアップデート情報に注目です。
「SteamVR 2.0」のパッチノートはこちら
https://store.steampowered.com/news/app/250820/view/3739736044830869589?l=japanese
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