5月頭に発売され、話題を集めている一体型VRヘッドセット「Oculus Go」(オキュラス go)。コンテンツも1,000以上と非常に充実したラインナップが特長です。
Twitterなどでも購入報告が多く見られますが、実際に買って一通り遊んでみたらどういうことができるのか、ふと考えてしまう人もいるのではないでしょうか。
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今回は、VRの展示会Ocufes(オキュフェス)を2013年から開催してこれまで多くの人々にVR体験を提供してきた株式会社桜花一門の高橋建滋氏の寄稿になります。高橋氏は、VRエヴァンジェリストとしてテレビなどでも数多の芸能人にVRヘッドセットを被せてきました。Oculus Goを持っている方からの「買ったはいいけど何をしたらいいかわからない」という声が多く見かけたことから執筆(桜花一門公式サイトに掲載)に至ったとのことです。
Q. Oculus Goって何ができるの?
A. 大きく分けて5種類のことができますす。
1. Netflixなどの映像をどこでも大画面で見られる動画視聴装置です。
2. VRゲームが楽しめる新しいゲーム機です。(紹介)
3. 新しいアプリケーションで能率を上げるツールです。(紹介)
4. 遠隔地の人間と会って会議できる「テレビ電話以上、現実未満」の新しい通信デバイスです。(代表的なアプリ「Oculus Rooms」の使い方)
5. 遠隔地の友達と一緒にゲームしながら楽しめる、新しいコミュニケーション装置です。(マルチプレイ可能なゲームの紹介)
Q. Gear VRではだめなの?
※Gear VRは、サムスンのGalaxyシリーズを装着してVR体験を可能にするVRヘッドセットです。
A. Oculus Goは、Gear VRと比べてスペック的にはだいたい同じですが、スマホを差し込むという手間が無いことが重要です。VRに行きたいと思って、VRに到着するまで3秒。この手軽さと速さが一体型VRヘッドセットの最大の魔力です。
Q. PC VRのほうが性能いいのでは?
※PC VRとは、PCとVRヘッドセットを接続して体験するもの。Oculus RiftやHTC Viveなど。
A. 非一体型VRヘッドセットは「VRに行きたい」と思ってから行くまでに接続やセッティングなどにどうしても数分かかり、それが億劫でどんどん使わなくなります。
Ouclus Riftの最初のバージョンであるDK1以来5年間VRをやり続け、合計30台ほどVR HMDを買いましたが、常用しているのはOculusGoだけです。
※本記事は高橋建滋氏が代表を務める株式会社桜花一門の公式サイトに掲載された情報を許諾を得て加筆し掲載するものです。
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