8月15日、NVIDIAは大規模カンファレンスイベント「NVIDIA GTC」のオンライン開催を発表しました。9月19日から22日の4日間にわたって開催予定。参加者はビジネスリーダー、企業のIT部門リーダー、データサイエンティスト、デザイナー、開発者、研究者、学生など幅広く想定されています。
NVIDIAは半導体事業に加え、クラウド上でレンダリングしたAR/VRコンテンツを5G回線経由で配信する「CloudXR」や、コラボレーションツール「Omniverse」等を展開。XRやメタバース、デジタルツインを軸にした技術・ソリューション開発を行っています。
メタバース、デジタルツインなど注目のセッションが200以上
NVIDIA GTCでは、200以上のセッションが配信されます。セッションの多くはVR×5G、AIやメタバース、デジタルツインなど、注目のトピックをテーマとして掲げています。以下に示すのは、講演タイトルの一例です。
・「Amazon Web Services、Ericsson、Verizon、およびNVIDIAリーダーによる5GへのAR/VRの応用と、デジタルツインによる5G展開の最適化についての解説」
・「国連およびNVIDIA の科学者による災害予測、森林破壊の防止、農業などのための気象モデリング向けAIに関するディスカッション」
・「製薬企業のTransformer AIモデルやデジタルツインの活用による創薬の加速化」
・「Adobe、Pixar、およびNVIDIAのリーダーによる、Universal Scene Description (USD) がメタバースの標準になりつつある現状についての解説」
・「BMW、ILM、Kroger、Lowe’s、Siemens、NVIDIAおよびその他の企業における製造、神経外科、気象モデリングなどの幅広いアプリケーションへのデジタルツインの活用」
・Mercedes-Benz、Siemens、Magic Leap、および NVIDIAの幹部にライターのマシュー ・ボール氏とジャーナリストのディーン・タカハシ氏を交えた、産業用Omniverseアプリケーションと空間コンピューティングに関するディスカッション
上記の企業以外にも、ビジネス向けではAT&T、BMW、Fox Sports、Lucid Motors、Medtronic、Meta、Microsoft、NIO、Pinterest、Polestar、United Airlines、U.S. Bank の幹部によるプレゼンテーション等が予定されています。
また、NVIDIAの創業者であるジェンスン・フアン氏の基調講演では、多数のニュースが発表されるとのこと。基調講演は日本時間9月21日(水)午前0時(20日の24時)よりライブ配信され、アーカイブ視聴が可能です。また、基調講演の視聴については登録不要です。
NVIDIA GTC 開催概要
開催日時 |
2022年9月19日(月)〜22日(木) |
開催形式 |
オンライン |
参加登録料 |
無料 |
公式Webサイト |
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備考 |
一部有料の開発者・研究者向けワークショップ開催あり |
(参考)プレスリリース