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3Dモデル活用 2018.10.30

VR内見のナーブ、物件内で「歩く・立つ・座る」動作可能なシステムを提供

不動産事業などへのビジネス向けVRサービスを手掛けるナーブ株式会社は、不動産流通の野村不動産アーバンネット株式会社の一部店舗にて、新たなVR内見サービスの提供を開始します。VRで「歩く・立つ・座る」といった動作を物件内で行っているような感覚で体験できるものです。

VRサービス「VR内見プレミアムα版」では、閲覧者の動きに合わせた室内映像が同社開発のVRゴーグル「CREWL」で映し出されます。例えば、リビングからキッチンへの動線や距離を歩いて確認したり、キッチンカウンターの高さをしゃがんで確認したりなど、より現実感のある室内空間を体験できるとのこと。

本システムでは、3Dスキャンカメラにより室内空間のあらゆる角度からの3Dデータが登録されており、一般的なスマートフォンでも遅延なく動作させることを実現しています。これにより、一定の視点だけでなく様々な方向から対象物件を内見することができます。VRサービスは、野村不動産アーバンネットの一部店舗にて11月下旬を目途に試験的に提供されます。

ナーブと野村不動産アーバンネットのVR関連に関する取り組みとしては、2017年12月よりナーブのVRシステム「VR内見」を使用した「VRホームステージング」を同社の運営する不動産情報サイトに導入しています。こちらのVRサービスは、対応物件において家具を配置した映像を見ることができ、日常生活をイメージしやすいものとなっています。

(参考)ナーブ株式会社 プレスリリース


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