人気ゲーム『ポケモンGO』を開発し、現在ハリーポッターのARゲームを開発しているナイアンティックは、AR開発企業の「Escher Reality」を買収したことを明らかにしました。「Escher Reality」はマルチプレイARの技術を開発しており、近い将来『ポケモンGO』やハリーポッターの新作がマルチプレイに対応するのではないかという期待がされています。
マルチプレイARを開発
今回買収された「Escher Reality」は起業家養成機関として有名な「Y Combinator」などから出資を受ける、有力AR開発ベンチャーです。同社はモバイル端末を使い、複数人で卓球に似たゲームを行うことができるアプリを開発していました。
複数人でAR(MR)体験を共有する技術は「ARクラウド」と呼ばれ、世界的に取り組まれています。Escher RealityはARクラウドをスマートフォンでも行うことができる技術を開発しています。
ポケGOのやハリポタへの期待高まる
現在、ナイアンティックはAR版ハリーポッターのタイトルである、『Harry Potter : Wizards Unite』を開発しており、2018年後半に配信予定とされています。詳細は明かされていませんが、同社は買収した「Escher Reality」の技術を積極的に活用していく姿勢を見せており、ハリーポッターの新作や『ポケモンGO』などで、マルチプレイができるようになるのではないかという大きな期待が寄せられています。
(ナイアンティック公式ブログ)
https://nianticlabs.com/blog
(参考)
Pokémon Go studio Niantic acquires AR firm Escher Reality | VentureBeat https://venturebeat.com/2018/02/01/pokemon-go-creator-niantic-acquires-ar-firm-escher-reality/