Firefoxで知られるMozillaは、Glitchと共同でWebVR開発のスターターキットを公開しました。スターターキットは、WebVR開発用のライブラリ「A-Frame」を使って作成されたWebVRアプリケーションで、合わせて公開された5つの動画に沿って、実際にコードを改修しながらアプリ制作の基本を学ぶことができます。
VRアプリ開発をよりメジャーに
「A-Frame」はMozillaからリリースされたオープンソースライブラリです。Web開発者に馴染み深いHTMLマークアップでVRアプリを作ることができます。作ったアプリはHTC Vive、Oculus Rift、Google Daydream、Gear VRなどのヘッドセットはもちろん、PCでも閲覧することも可能です。
Glitchは作成したWebアプリの公開や、共同での開発ができるプラットフォームサービスです。公開されているアプリをコピーして、自分用に改造することも可能。このコピーと改造をGlitchではRemixと命名しており、積極的なコラボレーションを推奨したプラットフォームとなっています。
比較的簡単にWebVRアプリが作成できる「A-Frame」と、手軽にアプリ開発や閲覧ができるGlitchのサービスの親和性を通して、WebVRの普及が目指されています。
(参考)
UploadVR、Glitch公式ブログ