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投資 2021.10.15

バーチャルキャラクターサービスのMOSHBIT.が調達。累計2.3億円に

バーチャルキャラクターとの対話型コミュニケーションサービス「cocoro:id(ココロイド)」を提供する株式会社MOSHBIT.は、シリーズAラウンドでの資金調達を発表しました。今回の調達額は非公表ですが、これまでに累計2.3億円の資金調達を行っています。同社は調達した資金をもとに「cocoro:id」のマーケティングおよび開発を強化していくとのこと。

バーチャルキャラクターを通して人とコミュニケーション

「cocoro:id」は、バーチャルキャラクターとの対話を軸にしたインタラクティブな体験を通じて、関係性を深めることができるコミュニケーションサービスです。バーチャルキャラクターは、実在の「人」が3Dアバターによる配信キャストとしてリアルタイムに操作を行い、対話することができます。ほかにも、iOSのフェイストラッキング技術を活用し、表情などの非言語表現も可能にしているとのこと。

ユーザーは、バーチャルキャラクターとの対話を軸に、ライブ配信やイベント参加、メッセージのやり取り等の体験を共有。MOSHBIT.によれば、ユーザーは自身の価値観や性格に合った「バーチャルパートナー」を得ることが出来るとしています。

表現力やコンテンツを強化、心の拠り所を目指す

バーチャルパートナーとして活動するキャストは、MOSHBIT.と直接契約を結び、配信や通話等の売上から報酬を得ることが可能。MOSHBIT.は、在宅・遠隔・匿名で安心安全に働くことができる「アバター型のオンライン接客」という新しい就業機会の提供につながるとしています。

MOSHBIT.は調達した資金をもとに、3Dアバターの表現力やゲーム×コミュニケーションなど対話以外の共有・共闘コンテンツの強化、「人」だけでなくAI型のコミュニケーション機能など「cocoro:id」がエンターテインメントとメンタルケアを組み合わせ、心の拠り所となるプラットフォームになることを目指していくとのこと。

(参考)プレスリリース


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