三重県立鳥羽高等学校にてVR授業が実施されました。鳥羽地域の魅力や課題点について学ぶ「鳥羽学」の科目で使用され、生徒は鳥羽についてのVRコンテンツの制作にも挑戦する予定です。
地域の魅力や課題を、VRで学ぶ
鳥羽市は「海女のまち」として知られており、全国で最も海女が多くいる市です。今回のVR授業は、鳥羽地域の「海女文化」をより多くの人々に理解してもらうため、VRを活用した情報発信を学ぶというもの。授業は2019年7月11日に実施されました。
生徒らは撮影現場が再現されたVR内教室に出席し、VRコンテンツ制作の現場におけるスタッフの役割や動き方、カメラ設置のポイントなどを体験・学習しました。今後、鳥羽の海女文化を扱うVRコンテンツの制作に挑戦する予定です。
今回のVR授業を行った株式会社アルファコードは、「従来の座学は一方通行になりがちですが、VR内授業では講師の近くに移動して説明を受ける、物事を間近で確認する、自発的に意見を述べる、といった積極的な姿勢を引き起こします」とコメントしています。