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テック 2022.12.07

WebサイトからVRを即起動 Meta Questでの起動を埋め込む“リンク機能”

Metaは、Webサイトのリンクに特定の“構文(syntax)”を追加することで、一体型VRヘッドセットMeta QuestシリーズにURLを送れるシステム「Web Launch」を発表しました。Google Chromeなど多くのブラウザが、この機能に対応しています。

今回提供が開始されたシステムは、「https://www.oculus.com/open_url/?url=」という構文をリンクに組み込むことで、サイトに“Launchボタン”を追加できるというもの。WebXRコンテンツのほか、通常のWebページへのリンクも設定することが可能です。

対応しているのはMetaの一体型VRヘッドセット(Meta Go、Meta Quest、Meta Quest 2、Meta Quest Pro)ですが、Questシリーズでの使用が推奨されています。

この機能は、VRヘッドセットtが起動した状態かつ、ネットワークに接続された状態で機能します。リンクを起動して、Questで開くかを選択。PCではブラウザでMetaアカウントにログイン、スマートフォンではMeta Questアプリが起動することで、自身のVRヘッドセットの一覧が表示されます。

使いたいデバイスの「OPEN」を選択すると、自動的にVRヘッドセット側でMeta Quest Browserが起動してURLにナビゲートされる仕組みとのこと。

これまでは、PCやスマホで体験したいXRコンテンツを発見した場合、Questを別途起動して、VR側のブラウザから検索などをしてWebサイトにアクセスする必要がありました。今回リリースされたシステムによって、その手間が無くなる形です。

なお、記事執筆時点(12月1日)で、すでにシステムを導入している企業もあり、不動産3D空間ホスティングプラットフォームの「Matterport」では、「OPEN IN QUEST」を押すことで、Quest側からアクセス可能になっています。

(参考)Meta、UploadVR

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