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開発 2023.03.15

Meta Quest 2がUnreal Engine 5に正式対応、ただし「Nanite」は使用できず

3月14日、Metaはゲームエンジン「Unreal Engine 5(UE5)」の公式対応を発表しました。Meta Quest 2向けのコンテンツ開発において、UE5が正式に利用可能となります。

Meta Quest 2向けに正式サポートも、「Nanite」は使えず

UE5は2022年4月に正式リリースされたゲームエンジン。ライティングシステムの「Lumen」や、仮想化マイクロポリゴンジオメトリシステム「Nanite」など、リアルタイムレンダリング等に向けた機能が強化されています。

Metaは2022年5月、UE5の開発ブランチを公開していました。しかし、一部機能が未実装。そのためMetaはVRアプリ開発にはUnreal Engine 4.27の使用を推奨していました。

今回の正式対応により、UE5を使ったMeta Quest 2向けのコンテンツ開発が可能となるほか、UE5向けプラグイン名が「OculusVR」から「MetaXR」に変更されます。「Nanite」は引き続きMeta Quest 2向けでは動作しないほか、初代Meta QuestはUE5のサポート対象外になっています。

また、Metaによれば「2023年6月に予定されているUE4パッチのリリースを最後に、UE4に関連するサポートを縮小するが、その後もドキュメントやGitHubリポジトリは参照できるようにする」「2023年末までは致命的なバグに関するサポートを継続する」「現状プロジェクトの途中であれば、Unreal Engineのバージョンをアップデートしないことを推奨する」とコメントしています。

(参考)Meta

(※2023/03/15/20:35……機能の利用について修正。)


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