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活用事例 2024.05.15

Metaとルフトハンザ航空が提携。飛行機内で「Meta Quest 3」を使った映像視聴などを提供

5月13日、Metaはルフトハンザドイツ航空との提携を発表しました。2024年夏以降、ビジネスクラス「アレグリス」の利用者に対し、「Meta Quest 3」と専用VR/MRコンテンツを提供します。Metaは「航空会社が機内でMeta Quest 3を提供するのは初」と述べました。


(画像: Meta)

飛行機内でVR/MRコンテンツを体験、ゲームやバーチャル下見も

Metaは2024年5月13日、VR/MRヘッドセット「Meta Quest 2」および「Meta Quest 3」に、移動中でもデバイスが使えるようになる機能「トラベルモード」を導入。飛行機の中で大画面を楽しんだり、ゲームをプレイしたり、瞑想したりと、様々なコンテンツを体験できるようになりました。現在は飛行機での利用に最適化されていますが、将来的には電車などにも対応予定です。


(「Meta Quest 3」の「トラベルモード」を体験するマーク・ザッカーバーグ氏。 引用: Instagram)

今回のMetaとルフトハンザの提携により、2024年夏以降、ビジネスクラス利用者は、厳選されたテレビ番組や映画の大画面視聴、360度動画コンテンツや空間ビデオの視聴、旅行先の「バーチャル下見」、イマーシブなゲームコンテンツ、VR瞑想などが飛行機内で体験できるようになります。

ルフトハンザグループのFuture Intercontinental ExperienceヘッドであるBjörn Becker氏は、「ルフトハンザグループは、以前からトレーニングやマーケティングにXR技術を活用してきました。Metaとの協力により、2つの革新的なマーケットリーダーが機内エンターテインメントの次の章を開き、お客様にまったく新しい体験を提供することができます」とコメントしています。

なお、Metaとルフトハンザの提携には、ビジネスパートナーとしてMSM.digitalが参加。コンテンツの作成からデバイスのセットアップ、提供、管理、技術サポートまで担当し、安全・快適なVR/MR体験を提供します。

(参考)Meta


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