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業界動向 2021.12.14

メタが社会団体と提携、XRによるアフリカ系へのステレオタイプ払拭の支援プログラムを設立

メタ(旧フェイスブック)は、アフリカに関するステレオタイプ的なストーリーテリングを変革する組織Africa No Filterとの提携を発表しました。XRコンテンツの制作支援プログラム「Future Africa: Telling Stories, Building Worlds」を設立し、アフリカ系人材向けに展開します。

アフリカ系国家へのステレオタイプ払拭、XRコンテンツに補助金

「Future Africa: Telling Stories, Building Worlds」では、補助金やメンターシップを通じてコンテンツ開発者の支援を行います。補助金はアフリカ系の血を引いており、アフリカ大陸在住であることが応募条件。年齢制限は18歳以上で、制作してきたXRコンテンツのポートフォリオと、XRでどうアフリカを描くかの企画提案を提出する必要があります。補助金は最大3万ドル(約340万円)、申し込みは個人と団体のどちらでも可能です。

申込期限は2022年1月7日、プログラム自体は2022年2月から始動します。Africa No Filterによれば、同団体は没入的なストーリーテリングを通じてアフリカ系国家へのステレオタイプの払拭を目的とする追加の投資も行うとのこと。

「Future Africa: Telling Stories, Building Worlds」には、 Electric SouthとImisi 3Dも参画。制作サポートやメンターシップを提供します。成功した参加者(プロジェクト)はバーチャル上、あるいは現実のクリエイターラボといった場所で、作品を掲載する機会が与えられます。対象となるプロジェクト形式は360度映像のほか、VR/AR/MRなどです。

(参考)Africa No FilterXR Today


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