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業界動向 2021.11.01

米Media Fusion、米国国立公園局アプリのAR体験を受注 金額は3000万円超に

Media Fusionが、アメリカ合衆国国立公園局(NPS)向けARアプリ体験の開発契約を30万ドル(約3,400万円)で受注したことが明らかになりました。Media FusionはNPS向けアプリのAR機能のフレームワークを開発し、米国の国立公園がAR機能などのコンテンツを追加して訪問者の体験を向上させることを可能にします。

Media Fusionは、米国の連邦政府および商業顧客にメディア制作およびサポートサービスを提供。今までにもNPSウェブサイトのバックエンド開発や、現行のNPSアプリのデザインにも携わっています。2014年には一般向けのデバイスベースのARプロジェクトを開発しており、NASAのスペースローンチシステム(SLS)のための3D AR体験を制作しました。

今回の開発では、2種類のAR体験が予定されています。1つ目は、ユーザーが公園内の環境にオブジェクトをドロップすることで、かつてあった歴史的建造物がまだ建っていたことろの環境を見ることができます。2つ目は、ジオタグが付けられた場所をNPSアプリに内蔵されたARレンズで見ることで、公園内の名前がつけられた構造物や像、山などを見ることができるようになります。

今回の30万ドル弱の契約期間は8ヶ月間で、Media Fusionはフレームワークの設計、2つのプロトタイプの開発とテストを行う予定です。

(参考)Auganix


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