フェイスブックのVR事業を支えてきた人物が、また一人同社を去ることがわかりました。一体型VRヘッドセットOculus GoやOculus Questの開発を主導したモバイル部門の代表、マックス・コーヘン氏です。
去就についてフェイスブックは沈黙
コーヘン氏の退職について、フェイスブックは公式な発表を行っていません。しかし同氏はLinkedinのプロフィールにて、2019年8月現在の職務を”explorer(探求者)”、”learning new skills(新たなスキルを習得中)”と表記。Oculus/Facebookの所属は2019年8月までとなっています。
マックス・コーヘン氏は、2014年にOculusがフェイスブック傘下に入る数週間前、Oculusのモバイル部門VPとして入社。数々の重要なプロジェクトを率いてきました。
2016年には、Facebook Live Streamingの機能をSamsungのGear VRでも利用可能とする事業を推進。その後はOculus Go、Oculus Questという同社の主力ヘッドセット開発をリードしました。
相次ぐトップの退社
このわずか1週間ほど前には、Oculusの共同創業者で、フェイスブックのVR製品部門のトップを務めるネイト・ミッチェル氏が、同社を退職したことが判明しています。
なおOculusの今後の方針について、例年秋に開催される年次の開発者会議Oculus Connect 6にて発表を行っています。2019年は9月25、26日に開催予定です。
(参考)Engadget