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活用事例 2019.09.26

松屋フーズが「VR研修」を本格導入 全国1000店舗以上に

株式会社松屋フーズは、新人アルバイト向けにVR接客トレーニングを導入します。VRでリアルな店舗を再現し、正しい動きや感覚を効率よく体得できる、効果の高い研修を実現します。同社は全国1170店舗にて、本VRトレーニングの導入を進める予定です。

このVRトレーニングは、株式会社デジタル・ナレッジと株式会社積木製作による共同制作。松屋フーズによるVRプロジェクト第一弾の取り組みであり、8月より一部店舗で先行実施されています。

自動で接客をスコアリング、複数言語にも対応

松屋フーズが導入するVRトレーニングには「判定機能」が搭載されており、「お冷を入れる、トレーを運ぶ」といった動作や「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」などの声かけの大きさや速度、目線の高さなどに対し、定められた基準に達しているかを自動で判定します。

言語は日本語のほか、ベトナム語、中国語にも対応しているため、昨今増加している外国人スタッフへのトレーニングでも効果が期待されています。さらに、これまで各店舗のトレーナーが経験に基づいて判断していた部分を標準化することで、実店舗の状況や人に左右されない「OJTの質の均一化」を狙います。

松屋フーズは、「今後、調理やクレーム対応、社員研修など、さまざまな用途へのVR活用を検討している」とコメントしました。

(参考)株式会社デジタル・ナレッジ プレスリリース


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