電気通信事業者のドイツ・テレコムは、ソーシャルVRプラットフォーム「Manova World」のベータテストを開始しました。
「Manova World」は、HTCの前CEO、Peter Chou氏の設立したスタートアップXRSPACEが開発。今回のテストも同社とのパートナーシップの下で行われます。「Manova World」では、映画鑑賞やミーティングルームでのコミュニケーション、リモートワークなどを楽しむことが可能。写真1枚から体験者のアバターを作成する機能も備えています。
ベータテストには最大400人が参加し、VRヘッドセット(の動作)やソフトウェア、アバターの自発的移動などを検証します。
VRヘッドセットも開発中
XRSPACEは、「Manova World」のほかに、5G対応の一体型ヘッドセット「Mova」を開発しています。同ヘッドセットは、モーションコントローラーを使わずユーザーの手だけで操作が行えるのが特長。発表によれば、ルームスケールのトラッキングと全身のトラッキングも可能とのことです。
(参考)Telecompaper