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業界動向 2020.11.10

ソーシャルVRのambr、バーチャル展示会開催のサポートを開始

ソーシャルVR「ambr」を開発する株式会社ambrは、バーチャル展示会ソリューションの提供を開始しました。このバーチャル展示会ソリューションには「ambr」独自の基盤システムが活用されています。

ambr社は2018年8月に設立した国内発のソーシャルVRサービス「ambr」を開発する企業。「ambr」はアバターでVR空間に集まって自由にコミュニケーションが楽しめるサービスです。同社は2020年10月に開発体制および開発資金の課題があり、「ambr」を実験的な形で再出発をすることを発表。今後はパートナーシップによるプロジェクトを進めつつ、ambrの基盤システム及び開発体制の強化を行っていく、とコメントしていました。

今回のバーチャル展示会はこれまでエンターテイメント向けに展開してきた「ambr」独自の基盤システムを活用。複数社による出展や多人数の同時接続に対応しています。バーチャル展示会へは、PC(Windows/Mac)やVRデバイス(Oculus Rift S/HTC VIVE)から参加できます。

展示会では、紹介動画や展示商品の説明、自社Webサイトとのウェブ連携などの機能が用意されています。また、イベント専用のアバターやバーチャルならではの演出、アトラクションといった機能も利用できるとのこと。

本ソリューションは、ロシアNIS貿易会が開催したバーチャル展⽰会「Beauty Fair Japan 2020 on the Web」に活用されました。同展示会は、ambrとVR/AR領域でイベントの企画や制作を行う株式会社HIKKYによって共同で提供されました。

続々と増えるバーチャルイベントサービス

新型コロナウイルスの影響を受け、バーチャルで展示会やイベントを開催できるサービスが続々と増えています。特定の場所に大勢の人が集まらず、現実同様な体験ができるとして期待されています。

(参考)株式会社ambr プレスリリース


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