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活用事例 2019.12.31

ロレアルがヘアカラーの“ARトライ”導入、Googleレンズと協力で

化粧品のロレアル(L’Oreal)は、ヘアカラーの販売におけるAR活用をスタートしました。消費者がウォルマート店頭でグーグルレンズを用いると、AR上で商品を試すことができます。

店頭でスキャン、製品ページでARトライ

ARトライを導入するのは、ガルニエ(Garnier)ブランドのヘアカラー。グーグルが提供するGoogle LensとModifaceのARプラットフォームを用いています。なおこのModifaceは、2018年3月ロレアルに買収されました。

消費者はGoogle Lensのアプリを起動し、ウォルマート店頭で該当商品をスキャン。するとガルニエの製品ウェブサイトに移動し、ヘアカラーのARトライオンを体験できます。自分の髪の色を変えて確認できるほか、気に入った商品はサイト内で購入できます。

グーグルとライバルプラットフォームとの提携

なお、グーグル自身もYouTubeで”バーチャルメイク”機能を導入しています。AR・グーグルレンズ部門で製品マネジメント・ディレクターを務めるEddie Chung氏は「我々はグーグルレンズにより、人々が目にするものを調べたり、日々物事を進めるのをサポートしたいです」と話し、今回のサービスについて「ロレアル、ガルニエと協働できることにワクワクしています。店頭の製品をバーチャル・トライオンと途切れなく繋げ、消費者がヘアカラーを選ぶための、より豊かな情報を提供します」と説明しました。

(参考)Next Reality


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