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業界動向 2019.08.15

YouTubeに“バーチャルメイク”機能が導入、Amazonや小売大手も参入

YouTubeがユーザー向けにARメイク機能をリリースしました。チャンネル登録者数110万人を超えるYouTuber・ロクセットありさ(Roxette Arisa)さんの動画にて実装されており、インカメラの映像で自分の顔を映し、ARで口紅の色などを試せます。

AR機能はYouTubeのスマートフォン用アプリ(iPhoneAndorid)から利用できます(※タブレットからは使用不可能)。

今回実装されたAR機能は、2019年6月にGoogleからその存在が告知されていました。化粧品メーカーMac Cosmeticsが、参入する最初のブランドであることも発表されています。

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Mac Cosmetics North AmericaのシニアVPで、ゼネラルマネージャーのConstantin Sklavenitis氏は、メイク機能について以下のようにコメントしました。

我々は、このようなデジタルな形で実現された、Mac Cosmeticsのの芸術性と革新性を見ることを楽しみにしています。

弊社の新製品の口紅を、FameBit(※)のARメイク体験を通して皆様にお届けするのは、挑戦的なステップであり、映像コンテンツ視聴とショッピングを融合するものなのです。

(※:2016年にGoogleに買収したクリエイターマーケットプレース)

増えつつあるARメイクアップ

ARを活用したメイクアップ機能の導入は、Google(YouTube)以外にも複数の企業が取り組んでいます。2018年8月には、アメリカの小売大手Targetが、口紅をARで試せる機能を自社サイトに導入しました。

また2019年6月には、Amazonが自社のモバイルサイトとアプリに、AIとARを活用してメイクアップアイテムを試せる新機能「バーチャルメイク」を実装しました。「バーチャルメイク」では、Amazonのモバイルサイトまたはショッピングアプリの対象商品ページ上で、スマートフォンのカメラを利用したライブ動画や自撮り写真、またはモデルの写真を用いて、様々なメイクアップアイテムを試すことができます。

(参考)Next Reality


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