Looking Glass Factory社の3D裸眼立体視ディスプレイ「Looking Glass 8K Immersive Display」が、2020年5月26日から出荷開始となりました。公式サイトから購入申し込みができ、価格は要問い合わせとなっています。
(Looking Glass 8K(右)。左の2つはそれぞれ8.9インチ、15.6インチの開発キット)
2019年11月に日本で初公開
Looking Glass 8Kは、2019年11月に幕張メッセで開催された「デジタルコンテンツEXPO2019(DCEXPO2019)」で世界初公開されました。
同製品はVRヘッドセットや3Dメガネなどをかけずに3D映像を見ることができる3D裸眼立体視ディスプレイ。画面サイズ32インチ、最大表示画素数7680×4320ピクセルと、世界最大サイズの3D裸眼立体視ディスプレイを謳っており、多人数で同時に3D映像を見られるのも長所です。
また、専用のソフトウェア開発キット「HoloPlay Core SDK」のほか、ゲームエンジン「Unreal Engine」に対応させる公式プラグイン「HoloPlay Plugin for Unreal Engine」も提供されており、自動車・建築・医療・地図など、様々な産業での利活用が期待されます。
なお、本製品は企業向けのエンタープライズモデルで、パッケージには8Kディスプレイのほか、ハイエンドPCやLeap Motionコントローラーも同梱。価格については「Price Upon Request」(要望に応じて価格を設定)となっています。
「Looking Glass 8K Immersive Display」製品仕様
表示画素数(最大) |
7680ピクセル × 4320ピクセル |
リフレッシュレート |
60Hz |
表示色 |
約1,070万色 |
アスペクト比 |
16:9 |
ライトフィールドクラス |
45エレメント水平視差 |
見るための適正距離 |
30cm~3m |
視野角 |
40~50度 |
見るための適正人数 |
最大12名 |
電源供給方式 |
入力 AC100~240V 50/60Hz |
入力接続 |
・2 × Display Port入力 |
オーディオインターフェース |
オーディオライン出力 |
本体重量 |
約28.6kg(平均値。本体質量は記載の値と異なる場合があります) |
外形寸法 |
幅約73.4cm x 高さ約42.4cm x 奥行約10.2cm(突起部含まず) |
ソフトウェア互換性 |
・Unity |
同梱品 |
・Looking Glass 8Kディスプレイ |