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テック 2019.05.30

VR内で本格デザイン LogitechからVR専用の“ペン”登場

2019年5月29日、PC関連のデバイス開発を手がけるLogitech International S.A.(以下Logitech)は、ペン型のデバイス「Logitech VR Ink Pilot Edition」を発表しました。 本デバイスは、VRヘッドセットと組み合わせて使用する仕組みで、VR内で2D/3Dのデザインを行います

2019年5月30日現在「Logitech VR Ink Pilot Edition」の予約受付は開始されていません。Logitechによると、近日中に予約に関する情報を公開する予定とのこと。

紹介映像が公開

今回の製品発表に伴い、YouTubeのLogitech公式チャンネルで「Logitech VR Ink Pilot Edition」の紹介映像が公開されました。映像からは、VRデザインツール「Vector Suite」を使用して、本デバイスで車やヘリコプターをデザインする様子が確認できます。

via Gfycat

現時点では「Logitech VR Ink Pilot Edition」の詳細な仕様は不明ですが、公式サイトによると対応VRヘッドセットはHTC VIVEとVarjo VR-1です。

期待の声

「Logitech VR Ink Pilot Edition」について、VR/ARコンテンツスタジオSector 5 DigitalのCEO、Jeff Meisner氏はプレスリリース内で以下のようにコメントしています。

このVRソリューション(「Logitech VR Ink Pilot Edition」)は、デザイン界を変革する力を有しています。我々はすでにHTC VIVEとVR(ツール)の活用で、都市節向けのビークルデザインなどを行っています。(VRの活用によって)これまで数年は必要だったモックアップの製作期間を半年に短縮することも成功しました。

「Logitech VR Ink Pilot Edition」を使用して実感したのは、これが単なる作業効率を向上させるデバイスというだけではなく、デザインの方法論自体を変えるものだということです。

VRで使うことができるペン型のデバイスは日本企業のワコムも開発を行っています。

https://www.moguravr.com/wacom-vr/

(参考)UploadVRRoadtoVR


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