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遠隔コミュニケーション 2018.05.15

好きな視点や音にクローズアップできる、ライブVR配信システム発表

株式会社アルファコードはSDMコンソーシアムの共同チームとして、遠隔ライブVR配信プラットフォーム「LiVRation(ライブレーション)」を開発しました。ライブの熱気をそのままVR空間に取り込み、様々な角度から観覧し、かつ、音響を自由にカスタマイズして楽しめる仕組みです。

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「LiVRation」とは

「LiVRation」は、ライブや演劇、スポーツ観戦を遠隔で楽しめるほか、様々な角度からの観覧や音響カスタマイズが可能です。距離や時間、会場のキャパシティ等により参加を諦めていたファンがイベントを観覧できるだけでなく、一味違う感動を体験することが可能になります。

さらに第五世代移動通信システム(5G)と組み合わせることにより、一度の配信でこれまでにない大人数を動員できます。

主な特長

・360度マルチポジションにより、アーティストがすぐ隣でパフォーマンスをしている様子や天井からの視点など、普段では体験できない映像が楽しめます。
・Twitter等のSNS情報をリアルタイムで読み込み、VR空間内に表示します。

主な技術

・NTT西日本が提供するハイレゾ音源ストリーミング技術により、ライブ会場で聞こえる音を忠実にVR空間内で再現します。
・オブジェクトオーディオ技術により、好きな歌手の歌声や好きな楽器の演奏だけを取り出すこともできます。

本システムは新しいライブ配信プラットフォームとして、2018年1月にビルボード東京で開催された第2回「LIVE HACKASONG」にて最優秀賞・観客の投票で選ばれる会場賞のW受賞を果たしました。

高い技術力が試されるVRライブ配信において、これまで実現が難しかった「ユーザーによる視点や音の自由な選択」を可能とし、本年中に「VR映像と音の同期」の実現を目指します。

アルファコードでは今後もライブ配信技術の研究開発を進め、VR等新規技術による新たな配信プラットフォームを開発する方針です。

(参考)株式会社アルファコード プレスリリース


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