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テック 2020.12.18

新型ARグラス? レノボのデバイスと思しき写真がリーク

2020年12月15日、Twitter上でレノボのものと思われる、未発表の新型ARグラスの画像がリークされました。本体にはレノボのARデバイス「ThinkReality」のロゴが記載されており、物議を醸しています。

写真を“公開”したのはWalkingCat氏(Twitter名)。これまでに「Oculus Quest 2」や「 HP Reverb G2」のリークを行ってきた人物です。2020年12月現在、このARデバイスが機能するプロトタイプなのか、あるいは商品化される寸前なのかは不明ですが、画像からはいくつかの要素が確認できます。

演算ユニットを接続か

このARグラスには、本体左側に有線でデバイスを接続できるようです。これはMRヘッドセット「Magic Leap 1」のように、演算ユニットを接続するための仕組みと考えられます。米メディアRoad to VRによれば、「ThinkReality」が法人向けであることから、PCとの接続が想定されている可能性もあるとのこと。

レンズの後ろにレンズ?

画像からは、フレームの“後ろ”にもう1組、光学レンズらしき物体が存在することも見て取れます。今の段階では、このデバイスが「ウェーブガイドディスプレイ」を実装しているのか、birdbath光学方式なのかは判明していませんが、レンズの形状から後者の可能性が高いと推測されます。

3つの光学センサー

デバイス前面には、3つ(各レンズの外側と中央部)の光学センサーが存在。Road to VRは、拡大写真から、SLAM(Simultaneous Localization and Mapping)が導入されている可能性があると論じています。また本体のフレームには、ボリューム調整や決定用と思われるボタン類が実装されています。

CES 2021での公開の可能性

今の段階ではリークの真偽は確定していませんが、仮に公表間近のデバイスだった場合、2021年1月11日からオンライン開催される「CES 2021」でお披露目される可能性が高いと思われます。

同見本市でのレノボの発表に注目です。

(参考)Road to VR

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