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MoguraVR

【体験レポ】床をサメが泳ぐ『ホロシャーク』など カヤック、VR/MRのオモシロ・お役立ちアイデアを披露

2017年4月9日恵比寿・スバルエビスビルで、面白法人カヤックによる『カヤックのしごと展』が開催されました。

『カヤックの仕事展』はカヤックが制作してきた実験的なものから受託案件などのプロダクトの展示と、「1社だけの合同説明会」というコンセプトでブースごとにテーマの違う説明会が催される展示会です。中でも特設コーナーでは『カヤックのVR展』が設けられ、複数のVR体験を展示していました。

面白法人カヤックは人気スマホゲームのVR版『乖離性ミリオンアーサーVR』や『VR面接ー坂本龍馬と面接ー』など制作し、2015年という早い時期からVR制作をPRするサイト「VR部」を開設するなどVRコンテンツ開発に力を入れています。

昨年の『カヤックの仕事展』ではアボカド寿司をトロに思わせる『VR寿司』や、残業している社員を攻撃して家に帰らせる『VRインターン』などとはまた違った、独創的なアイデアが満載の展示が見られました。

今年はVRだけではなくHoloLensを使ったコンテンツも展示、VRやMRを使うことで今までの体験に新たな面白さが加わったり、専門の技術がなくても楽しめるコンテンツを展示していました。

ホロシャーク』


『ホロシャーク』は現実の部屋自体がプレイエリアになるアクションゲーム。床を海のように泳ぐサメを操り、子供を襲って食べた人数を競うゲームです。

 

 

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鍋つかみのように手をいれることのできるサメのぬいぐるみの中にはコントローラーが仕込まれています。サメの向く方向を変えたいときはサメをつけている手を向きたい方向に曲げるだけ。サメをジャンプさせたいときは手を天井に向けます。

ゲームが始まると現実の風景にCGの子供が数人現れます。床から背びれだけのぞかせているサメをあやつり、子供を襲うためじっくり後をつけ、ジャンプで攻撃。CGの子供はデフォルメされたキャラクターですが襲われて血を吹き出す様は映画のような生々しさがありました。

現実がプレイエリアになるため、現実に置かれた机が障害物になります。またキャラクターは現実の人間に紛れており、常に泳ぎ続けるサメは、コントロールしなければ勝手にどこかに行って見えなくなります。

現実の人間にぶつからないよう歩いて、その中に紛れ込んでいるCGの子供を襲う、というゲームと現実の境目が曖昧に感じられる体験です。

床の上の背びれが子供の後ろを追いかけていく様子はまるで『ジョーズ』。

『Tataite Kabutte VR』

 

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『Tataite Kabutte VR』は「たたいてかぶってじゃんけんぽん」というじゃんけんをして、勝ったらたたく、負けたら攻撃を防ぐという子供の頃に遊んだかもしれないゲームをVR化したもの。

現実でできるゲームをVRにしてもと考えるかもしれませんが、対戦の舞台は地獄か墓場のような恐ろしいところ、対戦者も自分も悪魔です。現実ならばハリセンかピコピコハンマーが定番ですが、目の前に用意されているのは剣と盾。

コントローラーの押すボタンの種類の違いでグー、チョキ、パーを出します。負けると相手の剣が振り下ろされ、盾で防ぎ損ねてしまうと、赤い血が噴き出して自分の首が転がり落ちます。悪魔なので首が切断されても意識があるため、床の上に自分の頭が転がる光景が広がります。実際に斬られたわけではありませんが、首が離れたようなむずがゆさを感じます。

現実のゲームと違うところは斬られても痛みがないので、思いっきり剣を振り下ろせること。

ただのじゃんけんですが、非常に盛り上がるので、コミュニケーションのきっかけになるようなコンテンツです。

『VR Special Photozone YAMATO』

  

  

『VR Special Photozone YAMATO』は昨年のTokyo Game Show2016で展示していたPCゲーム『World of Warships』のプロモーション用のVRコンテンツです。海戦中に戦艦大和に乗っているところを記念撮影できます。

 

 

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VR内では敵戦艦と交戦中。砲塔の方向は自分の頭の向き、砲塔の角度は手の角度です。グラフィクスは美しいですが、自分の弾が敵戦艦に当たると煙が増える程度で、敵を倒すことが目的ではなく、あくまでもゲームの世界観をファンに楽しんでもらうために制作されたもの。

VR内での記念撮影は、体験をして終わるだけではなく思い出として残り、SNSでも共有したくなるコンテンツです。

OTO BLOCK (α版)』

  

  

『OTO BLOCK (α版)』は音楽制作のためのVRアプリケーションです。HTC Viveには『Tilt Blush』という3Dで絵を描けるVRアプリがありますが、『OTO BLOCK (α版)』では音楽もVR内で絵を描くように、空間に音を配置して演奏します。

 

  

  

絵具のパレットのように、ドラムセットのパレットがあり、シンバルやスネアドラム、バスドラムなどを選択、掴んで好きな空間に配置します。そのままドラムスティックを出し、たたくこともできますが、空中に線を描き、線上にドラムを配置すると自動演奏が可能になります。

P4090312.JPG
次にシンセサイザー。パレットにはコードが並びます。好きなコードを選んで配置。更に、自分の声をサンプリングして配置することも。

自動演奏用のラインは直線でも円形でも、好きなように描けるため、曲を作っているだけでなく見た目も面白い造形になります。

 

 

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使い方を覚えるまで練習は必要ですが、『Tilt Brush』が生まれたことでCG映像技術を持っていない人でも新たな表現を生み出せたように、シンセサイザーやドラムの技術を持たない人でも新な音楽表現を生み出す可能性を感じさせます。

VRの中に実際に体験者が入っているかのように撮影することができるグリーンバックで制作過程や演奏を実況すると、まるで絵を描きつつ踊りながら、演奏をしているかのような新なエンターテインメントが生まれそうです。

『だれでも画伯 ミラクルトレース』

  

  

『だれでも画伯 ミラクルトレース』はHoloLensで現実に投影した絵をなぞることで、誰でもプロのような絵を描くことができるというもの。

 

 

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初心者には日本地図がおすすめとのことで日本地図を描いてみました。まずは日本地図をホワイトボードに張り付けます。後は上から地図の線をペンでなぞるのみです。

お手本の日本地図は自分にしか見えないため、周りから見ると何も見ないでフリーハンドで描いているように見えます。HoloLensを外して完成品を見ると、雑に線をなぞっても正確に描いているため驚きます。自分がこれほど綺麗な地図を描けたのかと思うと描くこと自体も楽しくなります。

好きな場所に張り付けるように画像を表示固定できるHoloLensの特性を生かしたコンテンツです。タブレットやPCモニターより大きなサイズで描けるため、巨大な絵や字を描くための下描きにも使えそうです。

この記事を書いた人

kure

アニメや特撮、VR・ARが好きなだけな人です。Oculus等HMD、VR・ARの魅力を沢山の人に広めていければと思っています。

Twitter:@kure_kure_zo

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