トライベッカ映画祭で、ARによる表現を漫画のコマに取り入れたコミック「Jupiter Invincible」が公開されました。
公開された紹介映像からは、コミック自体がARで表示されており、カミナリが光ったり、馬が動き回ったりと、ページごとにさまざまな表現が見られます。解説によれば、ディープラーニング技術も活用されているとのこと。
「Jupiter Invincible」は、南北戦争直前のアメリカが舞台。主人公Jupiterは、突然現れた雷雲から放たれたカミナリが直撃し、1度、死に至ります。その際、奴隷たちの顔を見た彼は、真の目的に覚醒。復活し、不死性と、トランスルーセント(半透明)となった身体を得たJupiterは、人々を助けるためにその力を使う――というのが物語の筋書きです。
「Jupiter Invincible」の脚本は、ピューリッツァー賞の受賞者Yusef Komunyakaa氏が担当。アート面は、Ashley A. Woodsさんが手掛けました。ARエフェクトは、ARコミックを制作する団体Rattapallax所属のRam Devineniさんが制作を行っています。
(参考)VRScout
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