2020年10月23日に一部モデルが販売開始した、iPhone 12シリーズ。その上位機種である「iPhone 12 Pro」と「iPhone 12 Pro Max」では、搭載されているLiDARスキャナーによって、ARで身長を計測することができます。
LiDARスキャナーは空間認識の精度を向上させるスキャナー。屋内外問わず周囲5m以内の物体までの距離を計測、深度を測定することができます。
“AR身長計測”はアップルの「計測」アプリから行えます。iPhone 12や「iPhone 12 Mini」にもAR対応機能は搭載されていますが、上位モデルのような身長計測は行えません。LiDARスキャナーが未実装なのが理由と考えられます。
計測は、アプリを起動すると自動で開始されます。カメラ(ディスプレイ)に対象の全身が映ると身長計測がスタート。計測が終了すると、被写体の頭部にARで、白いバーと身長を示す数値が表示されます。画面右下の撮影ボタンを押せば、スクリーンショットも保存できます。
(参考)UploadVR