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AR/MR 2020.10.14

「iPhone 12 Pro」、「iPhone 12 Pro Max」はLiDAR搭載、AR機能強化

アップルは、日本時間2020年10月14日午前2時から開催された発表会にて新たなスマートフォン「iPhone 12」4機種を発表しました。上位機種である「iPhone 12 Pro」、「iPhone 12 Pro Max」には、AR機能を強化するLiDARスキャナーが搭載されます。

Appleが今回発表した「iPhone 12」シリーズは5Gに対応した史上初のiPhoneです。発表されたのは、「iPhone 12」、「iPhone 12 Mini」、「iPhone 12 Pro」、「iPhone 12 Pro Max」の4機種。上位機種である「iPhone 12 Pro」(6.1インチ)、「iPhone 12 Pro Max」(6.7インチ)にはLiDARセンサーが搭載されます。

LiDARスキャナは、2020年3月に発売されたiPad ProからiOSのデバイスに搭載され始めた部品です。背面カメラの横に埋め込まれており、カメラ機能の強化、AR機能の強化や3Dスキャンへの活用が期待されます。発表会では、アップルは、カメラのオートフォーカスを高速化する点を強調しました。

ARの観点からすれば、これまでiPhoneで使えたAR機能(ARKit)はスマートフォンの背面に搭載されたカメラで空間を認識するものでした。精度に一定程度の限界があったところ、LiDARスキャナーは空間認識の精度を向上させます。LiDARスキャナーは、屋内外問わず周囲5m以内の物体までの距離を計測、深度を測定することができます。

iPhone 12 Proは106,800円から、iPhone 12 Pro Maxは117,800円から。それぞれ128GB、256GB、512GBの3種類のストレージ。色はパシフィックブルー、ゴールド、シルバー、グラファイトの4種類が用意されます。iPhone 12 Proは10月16日から、iPhone 12 Pro Maxは11月6日から予約開始です。

(参考)Apple公式


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