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活用事例 2024.02.07

米ケンタッキー州で「教育へのVR導入」進む。現在2,000台以上が稼働中、最大5,400台の導入も計画

米国・ケンタッキー州で、教育機関へのVRヘッドセット導入が進められています。このプロジェクトは、ケンタッキー州教育省による技術教育・特別教育部門から資金提供を受けており、2024年2月現在は約2,450台のVRヘッドセットが稼働中。将来的には5,000台以上と倍増する見通しです。

VR教育やメタバース導入を促進、利用広がる

企業や組織向けにXRデバイスの管理ツールを提供するManageXRは、ケンタッキー州の高等学校やキャリアセンター、特別教育プログラム等にVR教育やメタバースが導入されていることを報告しています。VRコンテンツのリモート配信やデバイス管理にはManageXRのサービスが使用されており、学習の効率化が図られています。

具体的な例として、イマーシブなキャリア構築プラットフォームCaeerView XRは、ケンタッキー州の学生にVR職場見学・職場体験を提供。メタバースプラットフォームENGAGEでは、バーチャル空間で学生同士が交流できます。また、VRフットボールの「Xreps」と認知トレーニングを組み合わせたプログラム等、ユニークな取り組みも行われています。

こうした「教育や技能研修にXR/メタバースを活用する」取り組みは世界的に継続されており、日本でも下記のような事例が複数存在しています。

(参考)ManageXR


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