マイクロソフトの「HoloLens」開発チームで、筆頭光学アーキテクトを務めていたBernard Kress氏が同社を退社。グーグルの「Google Labs」に加わったことが報じられています。
グーグルの新ARデバイス関連に参加か?
Bernard Kress氏は、2015年にマイクロソフトに入社。その後2021年11月まで「HoloLens」チームに所属していました。同氏はマイクロソフトへの入社以前にはグーグルに在籍しており、今回は古巣に戻った形です。SNS「Linkedin」によると、 Kress氏は現在、グーグルでARハードウェア開発に携わっているとのこと。
Kress氏が参加したとされている「Google Labs」はAR/VR部門と「Project Starline」関連部門、社内インキュベーターの「Area 120」が再編・統合された部門であるとみなされており、グーグルは当該部門において新たなARヘッドセット、コードネーム「Project Iris」の開発に着手していると言われています。
「Project Iris」は、2024年頃のリリースを目標にしているとされており、前面カメラが周囲の状況を認識する模様。米メディアRoad to VRによれば「HoloLens」シリーズや「Magic Leap 1」と同等の機能を有するとのこと。Kress氏が同デバイスの開発に加わっている可能性は十分に考えられます。
(参考)Road to VR
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