VR向けデバイスを開発するHaptXのグローブ型触覚デバイス「HaptX Gloves DK2」の国内販売が開始されました。
HaptXは2012年に設立された米国スタートアップ(旧名:AxonVR)です。VRでの触覚再現に取り組み、2018年10月に触覚デバイスの開発者向けキットを発表しました。
「HaptX Gloves DK2」は、130の触覚フィードバックを備えており、実際のオブジェクトに触れているような感覚を再現可能なデバイスです。トレーニングやシミュレーションをはじめ、工業デザイン、ロボット工学などでの活用が期待されています。
外骨格部分は、ユーザーがVR内で物を掴んだりハンドルを操作したりする際に、指の動きを止めて力触覚フィードバックを返します。グローブあたり最大40ポンド(約18キロ、指1本あたり8ポンド)のフィードバックに適用しているとのこと。また、30DoFでのモーショントラッキングにも対応しています。
なお、HaptX Glovesを使う際は「エアコントローラー」と呼ばれる装置が必要です。背中に背負うか据え置きで使用するとのこと。
国内では株式会社アスクが取り扱いを開始。納期や価格は問い合わせになります。
(参考)株式会社アスク プレスリリース