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活用事例 2017.11.30

毎日身につける?ブランドが考えたVR/AR切り替え眼鏡のデザイン

VRやARのデバイスなどのハードウェアは黒いものも比較的多く、日頃身につけるウェアラブル端末としてファッション性が高いとはいい難いデザインです。韓国のデザインスタジオであるPDF Hausは、没入感のある体験が可能でかつおしゃれなVR とARを切り替え可能なゴーグルのサンプルモデルを公開しました。

フランスの有名ファッションブランドであるGivenchyのデザインからインスピレーションを得たコンセプトとなっており、大胆でエレガントな色合いとトーンとテクスチャの相互作用といったスタイルが魅力とのこと。


今回のゴーグルはおしゃれであるという点だけでなく、サイズを大幅に縮小している点も大きなところです。現在、世界中の企業がHMDやVR/ARゴーグルのサイズ縮小を考えている状況で、これから長い道のりを行く中で大きな一歩となるデザインです。

さらにこのデバイスに盛り込まれている先進的な点としては、VRとARを切り替えることができる機能です。Givenchyのコンセプトにより、ユーザーはVRとその下にあるシースルーレンズを切り替えることができます。VRのレンズを上に上げることでシースルーの機能を使用することができるようなデザインにしたとのこと。

ユーザーが、例えばバスの中でVRゲームをプレイし、降車してから次の目的地に向かうために地図機能を使って現実に表示される矢印などの指示に従って移動、といった切り替えができるようなコンセプトのもとで作られたとのこと。

レンズの淵にはユーザーの視野に合わせるためのダイヤル機能がついているとの事で、快適に体験するための機能であることは確かです。

同じウェアラブル端末としては、スマートウォッチも近年時計ブランドのものなど様々なデザインのものが登場しています。

今回公開されたのはデザインを中心にしたモックですが、今後VR/ARデバイスが普及するにつれてどのようなデザインが登場するのか楽しみです。

(参考)
These Givenchy VR Concept Glasses Pack The Best of Sci-Fi Luxury
https://vrscout.com/news/givenchy-vr-glasses-sci-fi-luxury/


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