視線追跡型のVRヘッドマウントディスプレイ「FOVE」を開発するFOVE, Inc.は、テクノブラッドコリアとのパートナーシップを締結しました。
テクノブラッドコリアは、インターネットカフェ等を運営する株式会社テクノブラッドの関連会社の一つです。今回の提携により、FOVEは韓国のネットカフェ、カラオケ、テーマパークまたは公共機関を含め様々なVR機器を導入できる施設に次期モデルである「FOVE 0」を提供する予定です。
FOVEは今回のパートナーシップを通じ、アジア市場拡大の為の戦略的なブリッジとして韓国市場を拠点に持ち、テクノブラッドコリアと共に韓国事業を推進していく予定とのこと。
日本展開との連携
FOVEはテクノブラッドコリアの親会社であるテクノブラッドと2016年2月にパートナーシップを結んでいます。テクノブラッドが開発したVRコンテンツプラットフォーム「Virtual Gate」と「FOVE 0」は日本のネットカフェにて、来年の初旬に本格的なサービスリリースが予定されています。
テクノブラッドコリアの柳代表は、「これから韓国のVRインフラ拡散と韓国産VRコンテンツ開発に役に立てるように積極的に事業を展開して行きたい。」と述べています。
FOVEの小島代表は、今回のパートナーシップで本格的な韓国市場進出を目指すとともに、「韓国のユーザとVRコンテンツ開発会社がFOVEを通じて新たな体験をできるように支援したい」とし、日韓におけるFOVEの導入を加速させる意向を示しています。