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テック 2018.12.04

VR専用ブラウザFirefox Reality、アップデートで日本語対応

VR専用のWebブラウザ「Firefox Reality」のアップデートとなる「Firefox Reality 1.1」が発表されました。日本語対応などUI/UXの向上が図られています。

「Firefox Reality」は従来の2Dのウェブページ、VRコンテンツの両方をブラウジング出来るブラウザです。 Webブラウザ「FireFox」を開発するMozilla(モジラ)が2018年9月にサービス開始しており、リリース後初のメジャーアップデートとなります。

新機能追加

追加された新機能は次のとおりです。

・シアター閲覧モード
・多言語サポート(日本語、韓国語、中国語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語)
・今回追加された言語での音声検索機能
・ブックマーク機能
・URLバー上での自動検索、ドメイン候補表示機能

そのほか、2DのUIパフォーマンス機能などもアップデートされています。また、「Firefox Reality」のコンテンツフィードには、カルトディレクター兼デザイナーのKeiichi Matsuda氏が制作した短編映画「Hyper Reality」と最新作「Merger」が追加されています。

Mozillaは、プレス発表にて今回Matsuda氏の作品を掲載することについて次のようにコメントしています。

Keiichiの作品は、最先端テクノロジーが私たちの未来の生活にどのような影響を与えるかについて描いています。彼の初期の短編映画HYPER REALITYは、現実と仮想現実が融合し、街中がメディアで埋め尽くされ飽和状態となる、刺激的で変幻自在の世界を表現しています。最新作「Merger」は未来の仕事について描かれ、AIが経営する会社で働く女性が、現実と仮想現実、人間と機械の狭間にさまよう姿が映し出されています。

ダウンロード

「Firefox Reality 1.1」はOculus GoとDaydreamに対応しています。以下からダウンロード可能です。価格は無料です。

Oculus store「Firefox Reality」(Oculus Go)
Google Play store「Firefox Reality Browser fast & private」(Daydream)

(参考)VRScout
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